心に残る言葉 / 続年賀状
小学3年生から僕は英語を習っていました。
別に英語興味があったわけでもなく、両親が行かせたわけでもなく、
ただセールスマンのもっていた景品が欲しかったので、
「英語を習いたい」
と言ってしまったのです。
そんな理由から早めに英語を習い始めました。
そこで出会った先生、ここでは仮に「ミスS」とします。
彼女のおかげで、子供のころから英語が好きになりました。
まあ元気な子供だったので、さぞかし大変な作業だったと思います。
おかげさまで、英語は常に得意教科のひとつ。
さて、月日はながれ、僕が中学2年生のとき。
相変わらず、週一回はそこに通っていました。
期末テストが終わったある日、なぜか僕だけが居残りに。
反抗期真っただ中の僕は、心の中で、
「なんで俺様が居残りにならないといけないんだ」
と、ふてくされ気味。
俺様といったかは別としても、そんな気分でした。
先生は、別段なにを教えるともなく、プリントを僕にやらせながら、
「あなたは語学のセンスが特別にあるから、将来はそれを活かし、
外国人を相手にするような仕事につきなさい」
と、言ってくれました。
僕は、こっちは腹がへってんだ。何言ってんだろうと思い、
プリントが終わると、僕はふてくされ気味に、
さっさと、家路につきました。
帰り道でもなんで残されたかわからず釈然としない気分でした。
そして、その翌週。
授業の最後に
「突然ですが、先生は今日で辞める事になりました。来週からは。。。」
それを聞いたとき、僕がどれほど自分のふてくされた態度を悔いたか。
やっと居残りさせられた理由がわかった。
他の子を帰した後に僕だけに言いたかったんだ。
わかったときには時すでに遅かったんです。
それから20年以上の月日が経ち、今の僕がいます。
その言葉が残っていたのか、先生の予言が的中し、そんな仕事をしています。
今年は、大人になって、はじめて年賀状を書きました。
もちろんミスSにも。
先生からも元気にやっているという返事をいただきました。
そして僕がこういう仕事をやっているのを、本当に喜んでくれている様子。
年賀状っていいもんですね。
別に英語興味があったわけでもなく、両親が行かせたわけでもなく、
ただセールスマンのもっていた景品が欲しかったので、
「英語を習いたい」
と言ってしまったのです。
そんな理由から早めに英語を習い始めました。
そこで出会った先生、ここでは仮に「ミスS」とします。
彼女のおかげで、子供のころから英語が好きになりました。
まあ元気な子供だったので、さぞかし大変な作業だったと思います。
おかげさまで、英語は常に得意教科のひとつ。
さて、月日はながれ、僕が中学2年生のとき。
相変わらず、週一回はそこに通っていました。
期末テストが終わったある日、なぜか僕だけが居残りに。
反抗期真っただ中の僕は、心の中で、
「なんで俺様が居残りにならないといけないんだ」
と、ふてくされ気味。
俺様といったかは別としても、そんな気分でした。
先生は、別段なにを教えるともなく、プリントを僕にやらせながら、
「あなたは語学のセンスが特別にあるから、将来はそれを活かし、
外国人を相手にするような仕事につきなさい」
と、言ってくれました。
僕は、こっちは腹がへってんだ。何言ってんだろうと思い、
プリントが終わると、僕はふてくされ気味に、
さっさと、家路につきました。
帰り道でもなんで残されたかわからず釈然としない気分でした。
そして、その翌週。
授業の最後に
「突然ですが、先生は今日で辞める事になりました。来週からは。。。」
それを聞いたとき、僕がどれほど自分のふてくされた態度を悔いたか。
やっと居残りさせられた理由がわかった。
他の子を帰した後に僕だけに言いたかったんだ。
わかったときには時すでに遅かったんです。
それから20年以上の月日が経ち、今の僕がいます。
その言葉が残っていたのか、先生の予言が的中し、そんな仕事をしています。
今年は、大人になって、はじめて年賀状を書きました。
もちろんミスSにも。
先生からも元気にやっているという返事をいただきました。
そして僕がこういう仕事をやっているのを、本当に喜んでくれている様子。
年賀状っていいもんですね。