映画など | M-SWIFT OFFICIAL BLOG Powered by Ameba

映画など

最近よく映画をみています。

筋書きの読めるツッコミどころ満載のアクション映画は映画館で楽しむとして、

家では脚本がしっかりしているものを見たいなあと思っています。

で、ウッディアレン監督の「マッチポイント」。

二人連続で薦められて見たのですが、面白かった。




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アスミック 2007-02-02

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こういう筋が面白く、エンディングが印象的なもの好きです。

いやあよく思いつくなあ。

なので「スティング」や「シャレード」を引っ張りだしてまた見ました。



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ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2006-09-21

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映画にはいろいろな重要な要素があると思うけど、

まず、面白い「お話」が存在していると嬉しくなる。

最近そういうの少ないからね。


さて、「マッチポイント」は

アメリカ人のウディ・アレンがロンドンで撮った映画。

一つ気づいたんだけど、

アメリカ人がヨーロッパで撮影した映画、

また逆にヨーロッパ人がアメリカで撮影した映画、

それらの風景描写に新鮮さ、ときめきを感じる事が多いんです。



たとえば、ヴィム・ヴェンダース監督の「パリ、テキサス」での空の色の撮り方。

パーシー・アドロン監督の「バグダッド・カフェ」の砂漠の撮り方。

たぶんアメリカ人にはなんてことはない空の色、砂漠なんだろうけど、

ヨーロッパ人の彼らには特別なものに映ったのだろう。

もちろん日本人の僕にもそう映る。

映画の中で時間をかけてしっかり描写しています。



そこに住んでいるひとには普通のなんの変哲もないものが

訪問者にはエキゾチックに感じる。

そして、レンズの中になにかしらの「旅情」が注ぎ込まれる。



ここで恥ずかしながら、そして、ずうずうしくも自分の話ですが、

僕のアルバムもそういった意味では、異国の人間が異国の地で撮った

(録った)作品なんです。

だからかな、なんとなくそんな作品に勝手に同調してしまう。

僕の作品でもだれかに「旅情」が感じてもらえていると嬉しいなあ。


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