M-SWIFT ライブ!! 10/10 14 / M-Swift を10倍楽しむ方法③ | M-SWIFT OFFICIAL BLOG Powered by Ameba

M-SWIFT ライブ!! 10/10 14 / M-Swift を10倍楽しむ方法③

M-SWIFT ライブ決定 10月10日、14日 / M-Swift を10倍楽しむ方法③ バネッサとの出会い 

今日はファーストアルバムで6曲を歌っているシンガー、バネッサ ヘインツとの出会い、そしてライブ情報など。
新幹線で時間があったので、今日の日記は長いです。時間がある方はおつきあいください。


さてさて、

2005年、僕がロンドンにはじめて渡った時。まずはボーカリストを探さなければならなかった。

あまり知り合いもいない中、とりあえず行けばなんとかなるだろうと来てはみたものの、考えているだけではなんともならない。まずは、住む家をさがしつつ、同時にインターネットでライブをやっているジャズクラブを探した。

ロンドンで一番有名なライブハウス、「ジャズカフェ」。そこにはビッグネーム達が毎日公演をしている。

そんなライブハウスを探してみても、新しくなにかを一緒にやってくれそうな人には出会えないとおもい、もっと小さなジャズクラブを探した。

いろいろある中で、ふと目に止まったのが、606 JAZZ CLUB。ロンドンの南西部、フルハムストリート近くの裏通りにあるジャズクラブ。なにが良かったって、そのホームページには出演者の写真が載っていた。これから何かを一緒にやってくれそうな人、若いミュージシャン、写真をみればだいたいの雰囲気がわかる。

そこで目に留まったのが、ヴァネッサだった。まだ自分のバンドを組んで間もない新星だと紹介してあった。公演はちょうど翌日だったので、地図を片手に行ってみた。

着いて間もないので、どの地域が安全でどの地域が安全でないかわからなかった。幸いその地域は治安が良かったので、問題なかったけど、ロンドンビギナーの僕には夜の裏通りはなんだかどこも危なそうに見えた。

行くのをやめようかと思うほど道を間違いながら、なんとか到着した。ブルーノートスタイル(テーブルで料理や酒を楽しみながらライブを見る形式)のそのお店で、他のお客はわいわい、食事とお酒を楽しんでいる中、一人でぽつんとライブを見た。どのビールが美味しいかわからなかったので、メニューの一番上に載っているビールを頼んだ。

演奏が始まり、バネッサのパフォーマンスは素晴らしかった。日本だとなかなか聞けないパフォーマンス。でも真剣に聞いている人もいれば、話に花を咲かせながら聞いている人もいる。ロンドンではこれが珍しくないんだと実感した。

ショーが終わったあと、頃合いを見計らって、彼女に話しかけ、拙い英語で日本から音楽を作りに来たことを話し、自分のそれまでの作品渡して、連絡先を交換した。非常に丁寧に僕の話を聞いてくれたので、とても感じの良い印象を受けた。

そして数ヶ月後、アルバムを本格的に制作するタイミングで彼女にオファーしたところ、ふたつ返事で快諾してくれて、セッションを開始。彼女もカリブ海出身なので、僕の言葉が不自由な部分もなんとなく、汲んでくれるようなところがあり、とても助かった。

ロンドンに着いて3日目、初めてあったボーカリスト。もしあのとき、僕が606に行くのをあきらめたら出会えなかった。そんな点で繋がった出会いだったのですが、そのバネッサが来日します。





■M-SWIFT Evening Sun リリース スペシャルライブ feat. バネッサ ヘインツ

10月10日 渋谷JZ Brat
http://www.jzbrat.com/top.html

10月14日 ブルーノート名古屋 
http://www.nagoya-bluenote.com/index.html


また昨年のライブの模様はマイスペースまで
http://www.myspace.com/mswiftmusic2


10人編成なので大変ですが、良いライブにします。去年もかなり混雑したので、予約がおすすめです。