先週の日記〜時差ぼけ、AIR、お好み焼き、フェンダーローズピアノ、焼き鳥 | M-SWIFT OFFICIAL BLOG Powered by Ameba

先週の日記〜時差ぼけ、AIR、お好み焼き、フェンダーローズピアノ、焼き鳥

先週の日記~AIR、お好み焼き、フェンダーローズピアノ、焼き鳥

日曜日にロンドンから帰ってきてほぼ40時間連続で眠り続けました。お腹がすいて、目が覚めて、ご飯を食べて、また寝る。そんな繰り返しでした。そして完全に時差ぼけのまま、火曜日の夕方に目が覚めて、夜は代官山のAIRでDJ。久しぶりの日本でのDJだったので、ロンドンで買ってきたレコードをまぜつつ1時間ほどプレイ。こちらでは手に入りにくいものをかけてみました。久々に瀧澤 賢太郎くん、ColdfeetのWatsushiさんなどなど、多くの方々にあえて良かった。

さて、帰ってくると日本食が食べたくなるもの。広島出身の僕はどうしてもお好み焼きが食べたくなる。そこで神田駅近くの広島風お好み焼き「カープ」へ。東京でおいしい広島風お好み焼きを出すお店は数少ないんだけど、ここは評判が良い。はじめて行ったのですが美味しかったです。


(神田の駅ちかくの「カープ」)

広島でお好み焼きを食べると美味しいと言う人が多い。確かに美味しいんです。東京に来ていろいろ行きましたが、美味しいと言える店に出会えることは少ない。。う~ん。別に材料が違うわけではないし、水がどうこうというような繊細な料理でもない。僕なりに違いを分析してみると、鉄板の温度がちがうのではないかという結論に。広島のお好み屋は、食事時は特に混雑します。短い昼休みにお好みをたくさん売るわけだから、とにかく早く焼かなくてはならない。よって鉄板の温度が非常に高い。温度が高いので、水分が飛ぶ、パリッと仕上がる。ここが都内の「お好み焼き兼鉄板焼き屋」さんとは大きく違うところ。そういえば広島でお好み焼きを食べると、汗だくになります。ここ神田「カープ」でも美味しい汗をかきました。



(お客が多いのは回転が良い証拠、鉄板の温度も高いはず)

さて水曜日からは、本格的に日本での制作を再開。いままで一番ひどい時差ぼけに苦しみつつも、編集録音の連続。そして、ここで大きな買い物を。



ついに買いました。本物のローズピアノ。

ローズピアノって何?という方のために↓

ローズマニア(音がでます)
http://www.rhodesmania.com/index.htm

フェンダーローズ(僕が買ったモデルです)
http://www.fenderrhodes.com/models/mark1b.php

フェンダー社から70年代に発売されたこのローズピアノなくして、ソウルの歴史もジャズの歴史を語れないという代物です。僕もこのローズの音が大好きで、M-SWIFTのファーストアルバムのほぼすべての曲で使っています。このモデルはもう発売されていないので、状態の良い中古を見つけるのは結構大変らしいのですが、僕は運良く一台目で出会いました。良かった。78年製。30歳のビンテージ機材です。このローズピアノは9月発売のM-SWIFTのセカンドアルバムで、主役さながらに活躍していると思います。

さてさて、大きな買い物でテンションをあげつつ、週末はピアニスト堀秀彰との録音。ローズを買ったことを内緒にしておいたので、スタジオにきてローズを発見するとテンション上がってました。しばらくのあいだ堀君のソロピアノコンサート。こういう瞬間ってプロデューサーって得だなあと思う。録音も上手く行きました。来週はほぼ毎日、堀君との録音です。

そして、もう一軒、どうしても行きたかった店、阿佐ヶ谷「鳥成」へ。



ここは僕が10年ぐらい足しげく通っているお店。東京に来て初めて「美味しい!」と思ったお店。古くからの友人に囲まれ、美味しく頂きました。