29日目、30日目~さよならロンドン
29日目~炎のミーティング、挨拶まわり、マーカス、ミニストリー
本来予定していた録音が早めに終わったためになくなった。せっかく来たのでいろんな人に会っておきたい。そんな日にしようと、昼からいろんな友人、音楽関係者にアポを取り、森中氏といっしょにまわる。

(ブラックマーケットレコード)
夕方にはSOHOのレコード屋をくまなくまわる。するとフォニカレコードにありました。FOOG氏のレコード。日本人として日本の音楽がいろいろなところで聞かれるのは大変嬉しい。

(ちょっと写りがわるいけど、しっかり並んでいます)

(フォニカレコード)
さてさて、くたくたになりつつ、スタジオに機材をとりにいかなければならない。雨もちらつくなか最後のスタジオへ。思えば一ヶ月ここでいろいろなことが起こりました。

(ぶっきらぼうなスタジオの廊下)

スタジオに別れをつげ、昨日のお別れ会に来られなかったマーカスに会うために、ノッティングヒルへ。ノッティングヒルから北に向かうと多くの移民が住む町らドブロークグローブ。ジャマイカ、ドミニカ、トリニダードなどカリブ海からの移民が多く住む場所。マーカスもこのあたりの出身で、歩けばだれかに出会います。

(ポートベロロード、ラドブロークグローブ周辺)
さてさて、3人ともお腹が減っていたので、インド料理屋で夕食。やはり移民の多い地区のインド料理は上手い。


(ビリヤーニとチキンカレー)
マーカスに別れを告げ、一度家で一休み。さてどうしたものか。明日は帰国。まだ時間は12時。お開きにするか、出かけるか。森中氏の「旅は眠いものです」の一言で、せっかくなので大箱も見ておこうということになり、ミニストリー オブ サウンドへ。実は僕、何年か住んでいたのに、大箱には一度もいってない。ロンドン市内にある小箱中箱が魅力的で、わざわざ高いお金を払って遠い大箱までいく必要を感じなかった。でも今日はサトシトミイエさんがプレイしているということで行ってみました。写真をとり忘れて残念。大箱は大箱なりの良さがあるもので、久しぶりに行ってみて良かった。
さてさて、森中氏も僕も昼のハードワークでくたくた。明日は夜9時のフライトで日本へ。
本日の合計2パイント
合計61パイント
30日目~さよならロンドン
いよいよ出発の日。朝からノッティングヒルのマーケットへお土産を買いに行く。

(土曜日は骨董市になる)

(土曜日だけオープンする画廊)

(いろいろなものが売っています)

(パエリアの屋台)

(カニとエビのフライ。安すぎると思いきや、なるほど。。)
そして、センターのリバティーというデパートへ。デパート規模のセレクトショップといってもいい日本にはない形態。センスの良いものいろいろ売っています。ちょっと高いけど買い物にはおすすめの場所のひとつです。
そんなこんなしているともう4時。急いでHMVに行き、コメディー番組のDVDリトルブリテンを購入。これ結構面白いんです。右の彼が最近のイギリスの女子高生の真似をして話すあたりが特に好きです。
さてさて家について5時、いそいで荷物をまとめ、ニックに別れをつげ、ヒースローへ。

(モギーまたね)
ロンドン最終回なので、この男、ニックについて書いてみよう。僕と彼の出会いは、3年前、僕がこちらに来てしばらくして。当時友達も少なかった僕は、なんとかしていろいろなコネクションを作りたくていろんなパーティーへ顔を出していた。顔見知りは増えるけど、なかなか友達とまではいかない。そこで、僕の家でお好み焼きパーティーをすることに。そこにつれてこられたのが、ニック。バーサンバとかインコグニートとか、僕のすきな分野の音楽でプレイしていて、「すごい人だなあ」と思いつつ、僕の曲をかけると「」いいねえ」なんて言ってました。
そのときは連絡先を交換したぐらいだったのですが、その翌日、楽器屋でケーブルを選んでいると、なんと横にニックが。「おお」と挨拶をかわし、「ここはケーブルが高いから○○のほうがいいよ」などとアドバイスしてくれる。親切な人だと思いながら別れる。さて今度はその翌月、ジャズカフェに行くとなんと偶然にもニックがステージで弾いている。迫力のあるベースに、圧倒されつつバックステージへ。声をかけると覚えていてくれて、みなさんに紹介してくれる。その翌日早速電話して、ファーストアルバム「モーニングライト」に参加をお願いする。快諾。そこから僕の音楽には欠かせない人物の一人になりました。

ニック コーエン
静かな環境が好き
従ってテレビは見ない
でもベースの音は大きい
肉は食べない
楽しいことが好き
猫と二人暮らし
普段はリラックス
でもベースを弾くときの集中力はすごい、別人
音楽をこころから愛している
人生をこころから楽しんでいる
そんな人です。
バネッサもマーカスもワーナーもそうだけど、地球の裏側で生まれた僕らを結びつけてくれた「音楽」に感謝。
さてさて、ニックとの挨拶もそこそこにピカデリーラインへ飛び乗る。飛び乗りすぎて、行き先の違う電車に乗ってしまい、途中で時間を食う。気をつけてください。ピカデリーラインは途中で分岐するんです。重いスーツケースをもって逆側のホームへ渡り、一駅戻ることになります。

21時のフライトですが、空港についたのは19時。チェックインにならぶ。後ろを数えると40人ぐらい。。。。これは通路側もなく窓側もなく、間違いなく真ん中の席になるだろう。ここで森中氏の言葉を思い出す。「ぎりぎり最後だとビジネスになることもありますよ。人気の路線は常にオーバーブッキングしてますから」。悩む。。ただ、セキュリティーチェックの厳しいヒースローでは検査に2時間以上ならぶことも。ゲートを見るかぎり、見える範囲では、検査待ちの列はできていない。うーん。並び直して最後の一人になるか。ただ帰国の翌々日にDJギグがあることを考えると、リスクは避けた方がいい。音楽やっていくって、人生の賭けみたいなもんだから、他のことでは勝負に出ないのが僕の信条。そのまま並ぶことに。やはり真ん中の席でした。。。。まあいいや。
すこし出発まで時間が余ったので、最後のハーフパイント。


(さよならロンドン)

(ただいま東京)

(東京タワー。ほっとします)
そして十数時間、帰ってきました。東京。翌日、食事以外はまったく目が覚めず20時間ぐらい眠る。さあ、今度は東京で録音だ。
本日の合計0.5パイント
ロンドン滞在中の合計61.5パイント
だいたい30リットル
僕的には新記録
ロンドナーに言わせれば、「もう少し頑張んなきゃね」という成績
本来予定していた録音が早めに終わったためになくなった。せっかく来たのでいろんな人に会っておきたい。そんな日にしようと、昼からいろんな友人、音楽関係者にアポを取り、森中氏といっしょにまわる。

(ブラックマーケットレコード)
夕方にはSOHOのレコード屋をくまなくまわる。するとフォニカレコードにありました。FOOG氏のレコード。日本人として日本の音楽がいろいろなところで聞かれるのは大変嬉しい。

(ちょっと写りがわるいけど、しっかり並んでいます)

(フォニカレコード)
さてさて、くたくたになりつつ、スタジオに機材をとりにいかなければならない。雨もちらつくなか最後のスタジオへ。思えば一ヶ月ここでいろいろなことが起こりました。

(ぶっきらぼうなスタジオの廊下)

スタジオに別れをつげ、昨日のお別れ会に来られなかったマーカスに会うために、ノッティングヒルへ。ノッティングヒルから北に向かうと多くの移民が住む町らドブロークグローブ。ジャマイカ、ドミニカ、トリニダードなどカリブ海からの移民が多く住む場所。マーカスもこのあたりの出身で、歩けばだれかに出会います。

(ポートベロロード、ラドブロークグローブ周辺)
さてさて、3人ともお腹が減っていたので、インド料理屋で夕食。やはり移民の多い地区のインド料理は上手い。


(ビリヤーニとチキンカレー)
マーカスに別れを告げ、一度家で一休み。さてどうしたものか。明日は帰国。まだ時間は12時。お開きにするか、出かけるか。森中氏の「旅は眠いものです」の一言で、せっかくなので大箱も見ておこうということになり、ミニストリー オブ サウンドへ。実は僕、何年か住んでいたのに、大箱には一度もいってない。ロンドン市内にある小箱中箱が魅力的で、わざわざ高いお金を払って遠い大箱までいく必要を感じなかった。でも今日はサトシトミイエさんがプレイしているということで行ってみました。写真をとり忘れて残念。大箱は大箱なりの良さがあるもので、久しぶりに行ってみて良かった。
さてさて、森中氏も僕も昼のハードワークでくたくた。明日は夜9時のフライトで日本へ。
本日の合計2パイント
合計61パイント
30日目~さよならロンドン
いよいよ出発の日。朝からノッティングヒルのマーケットへお土産を買いに行く。

(土曜日は骨董市になる)

(土曜日だけオープンする画廊)

(いろいろなものが売っています)

(パエリアの屋台)

(カニとエビのフライ。安すぎると思いきや、なるほど。。)
そして、センターのリバティーというデパートへ。デパート規模のセレクトショップといってもいい日本にはない形態。センスの良いものいろいろ売っています。ちょっと高いけど買い物にはおすすめの場所のひとつです。
そんなこんなしているともう4時。急いでHMVに行き、コメディー番組のDVDリトルブリテンを購入。これ結構面白いんです。右の彼が最近のイギリスの女子高生の真似をして話すあたりが特に好きです。
さてさて家について5時、いそいで荷物をまとめ、ニックに別れをつげ、ヒースローへ。

(モギーまたね)
ロンドン最終回なので、この男、ニックについて書いてみよう。僕と彼の出会いは、3年前、僕がこちらに来てしばらくして。当時友達も少なかった僕は、なんとかしていろいろなコネクションを作りたくていろんなパーティーへ顔を出していた。顔見知りは増えるけど、なかなか友達とまではいかない。そこで、僕の家でお好み焼きパーティーをすることに。そこにつれてこられたのが、ニック。バーサンバとかインコグニートとか、僕のすきな分野の音楽でプレイしていて、「すごい人だなあ」と思いつつ、僕の曲をかけると「」いいねえ」なんて言ってました。
そのときは連絡先を交換したぐらいだったのですが、その翌日、楽器屋でケーブルを選んでいると、なんと横にニックが。「おお」と挨拶をかわし、「ここはケーブルが高いから○○のほうがいいよ」などとアドバイスしてくれる。親切な人だと思いながら別れる。さて今度はその翌月、ジャズカフェに行くとなんと偶然にもニックがステージで弾いている。迫力のあるベースに、圧倒されつつバックステージへ。声をかけると覚えていてくれて、みなさんに紹介してくれる。その翌日早速電話して、ファーストアルバム「モーニングライト」に参加をお願いする。快諾。そこから僕の音楽には欠かせない人物の一人になりました。

ニック コーエン
静かな環境が好き
従ってテレビは見ない
でもベースの音は大きい
肉は食べない
楽しいことが好き
猫と二人暮らし
普段はリラックス
でもベースを弾くときの集中力はすごい、別人
音楽をこころから愛している
人生をこころから楽しんでいる
そんな人です。
バネッサもマーカスもワーナーもそうだけど、地球の裏側で生まれた僕らを結びつけてくれた「音楽」に感謝。
さてさて、ニックとの挨拶もそこそこにピカデリーラインへ飛び乗る。飛び乗りすぎて、行き先の違う電車に乗ってしまい、途中で時間を食う。気をつけてください。ピカデリーラインは途中で分岐するんです。重いスーツケースをもって逆側のホームへ渡り、一駅戻ることになります。

21時のフライトですが、空港についたのは19時。チェックインにならぶ。後ろを数えると40人ぐらい。。。。これは通路側もなく窓側もなく、間違いなく真ん中の席になるだろう。ここで森中氏の言葉を思い出す。「ぎりぎり最後だとビジネスになることもありますよ。人気の路線は常にオーバーブッキングしてますから」。悩む。。ただ、セキュリティーチェックの厳しいヒースローでは検査に2時間以上ならぶことも。ゲートを見るかぎり、見える範囲では、検査待ちの列はできていない。うーん。並び直して最後の一人になるか。ただ帰国の翌々日にDJギグがあることを考えると、リスクは避けた方がいい。音楽やっていくって、人生の賭けみたいなもんだから、他のことでは勝負に出ないのが僕の信条。そのまま並ぶことに。やはり真ん中の席でした。。。。まあいいや。
すこし出発まで時間が余ったので、最後のハーフパイント。


(さよならロンドン)

(ただいま東京)

(東京タワー。ほっとします)
そして十数時間、帰ってきました。東京。翌日、食事以外はまったく目が覚めず20時間ぐらい眠る。さあ、今度は東京で録音だ。
本日の合計0.5パイント
ロンドン滞在中の合計61.5パイント
だいたい30リットル
僕的には新記録
ロンドナーに言わせれば、「もう少し頑張んなきゃね」という成績