ロンドン19日目〜停電。公園。バネッサセッション。 | M-SWIFT OFFICIAL BLOG Powered by Ameba

ロンドン19日目〜停電。公園。バネッサセッション。

ロンドン19日目

今日はバネッサとのボーカルセッション。
さて頑張ろうとスタジオにニックと二人で向かう。バスを降りるといつもの交差点が渋滞している。いつもはそんなことないのに。ふと見ると信号が消えている。ずっと先まで消えている。郵便局に入ると中がずいぶん暗い。

なるほど停電だ。

いつもは昼の時間に人のいないスタジオ周辺もやることのない人が外に出てきている。



「電気がないと仕事になんねえなあ」とべらんべえ調で行っている左官屋の親父、センターの管理人のおばちゃん、隣の工場のおにいさん、みんな普段は忙しくて挨拶ぐらいしかしてないのですが、停電をいいことに、世間話をして結構楽しそう。「えへへ」感が漂ってました。。

唯一使える電化製品、携帯電話でバネッサにとりあえず家で待機してと伝える。

音楽、遊ぶこと、食べることにいつも良いアイデアを出すニックが「これは良い機会だから1時間ぐらいバタシーパーク(スタジオ近くの公園)を散歩しよう」と言い出す。たしかに公園ぐらいしか行くとこない。写真のとおりなかなかナイスな公園でした。ちょっと録音続きで疲れていたので、良いリフレッシュになった。そうそうこういうところがロンドンの良いとこだったんだと思い出す。









1時間後、帰ってみると奇跡的に復旧。ただ電気が切れると自動的に作動する防犯ベルがあちこちでなっている。ロンドンの防犯ベルは一度なりだすと、防犯センターの人が来るまで音が消えないものが多い。けど、そこはロンドン。防犯センターの人がなかなか来ない。結局このあたりの防犯ベルが全部鳴り止むののに3日にかかりました。。。

さてさて、バネッサも到着。気心も知れた中なのでニックも交えて楽しく録音。ファーストアルバムを録音してからすでに一年半の月日が経っている。久々に録音して驚くぐらい上手くなっていた。毎日欠かさず、かなりのトレーニングをしているし、多くのコーラスワーク、自分のライブなどをこなしている。こういう瞬間がこの仕事をやっていて一番嬉しい瞬間だったりする。自分もひさしぶりあったミュージシャンにそう思われるようになっていかないとと兜の緒をを閉め直す。人間成長が大事だからね。スタジオの写真をとり忘れたのが残念。

そんなこんなで楽しい録音を終え、ご飯を食べようとSOHOへ。バネッサのクルマに。彼女の運転はじめてだったのですが、このお姉さん、飛ばす飛ばす。音楽全開。運転もファンキーです。スピードが早いというより思い切りが良いかんじの運転。クルマが上下左右にばたばたん揺れてました。宮崎駿のアニメにでてきそうな運転。



お目当てのタイ料理に。3人でここぞとばかりに死ぬほど食べました。




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