不良はサッカーが上手い

不良はサッカーが上手い

中高生へ向けた、部活への取り組み方に関するメッセージブログ。筆者の体験を交えながら、部活に取り組むこころ構えを解説します。

Amebaでブログを始めよう!
残念なことにフットボールの本質を理解している日本人は少ない。


中村 俊輔という選手は、日本人なら誰もが知っているだろう。


彼が激しいタックルで敵からボールを奪うと、スタンドから拍手が送られる。

巨漢の男とハイボールを競り合う彼の勇敢な姿勢に、スタンドが沸く。


彼がスコットランドのセルティックでプレーしていたころ、

スタジアムでは、このような光景がよく見られた。


日本では、中村 俊輔の華麗なパスやフリーキックに沸くことはあっても、

日本では、タックルやヘディングで沸くことはまずないだろう。


この事実には単に国民性だけでは片付けられない問題が潜んでいる。


スコットランドには、フットボールを見る文化がある。

そのため、スコティッシュは子供のころから、

自然とフットボールの見るべきところを理解しているのだ。


日本にはまだそのような文化はない。

だから、日本人はメディアをよりどころにして見る目を養う。


しかし、当のメディアは、

メッシのドリブルやクリスティアーノ・ロナウドのシュートばかりを

まるでそれがフットボールの全てであるかのように取り上げている。


メッシが1つドリブル突破をするまでに、

何本、布石のパスを出しているのか。


クリスティアーノ・ロナウドが1本シュートを打つまでに

何度、フリーランニングを繰り返しているのか。


をとりあげるメディアは少ない。



その結果、日本人はドリブル突破や無回転シュートが、

サッカーの全てだと思い込んでしまったいてるのだ。


サッカーを観戦するものとして捉えている者は、それでもよいだろう。


しかし、実際にサッカーをプレーする者までが、

そういった状態であることは、大変嘆かわしいことである。

『足下でつなげるボールをわざと浮かし、ファンタジーアだという。』


『70%の力でゴールに流し込めばよいボールを、120%の力で振り切る。』


『ワンツーで簡単に抜け出せる場面でもドリブルで仕掛ける。』


あなたは心当りがないだろうか?


サッカーをする日本の子供達の多くは、

このように「魅せるプレー」をしようとする者が非常に多い。


「魅せるプレー」自体が悪いとは言わない。


しかし、


マラドーナ


ジーコ


プラティニ


ロビー・バッジョ


ジダン


歴代のファンタジスタたちのプレーはいつも、

「魅せるプレー」=「効果的なプレー」

であった。


日本の子供達の追い求めるプレーからは、

「効果的なプレー」という要素が完全に抜け落ちている。

現代の子供達が追い求めているのは、

「フットボール」ではなく、「フットボールショー」であると表現した方が適切かもしれない。



なぜこのようなことが起きるているのか?


それは、試合のダイジェストやゴール集等のフットボールの一面だけを見て、

それがフットボールの全てだと思い込んでいるからである。


もし、皆さんが本当に「フットボール」を上手くなりたければ、

「フットボールとは何か」を知る必要があるだろう。


優れたフットボールプレーヤーは皆すべからく、フットボールとは何かを知っている。


生まれながら知っている者もいれば、指導者に教えられた者もいるだろう。


もし、君達がそのいずれにも該当しないとしたら?


自身で考え、追求していくしか道はないだろう。