いつ休ませるか? | アスペル君の父として

いつ休ませるか?

 わぁ、すっかりご無沙汰してしまいました。ごめんなさい。

 息子は三連休をおばあちゃんのところに過ごしに行きました。平和な日々、ですが、私も嫁さんも、新しく始めた仕事で忙しい週末です。ゆっくり休みたいなぁ。


 さて、先日発達支援センターに行き、小児科医の所長先生と臨床心理士の天使先生、そして学校から特別支援教室の担任の先生、私たちという「三者会談」の場を設けていただきました。テーマは「彼をいかに休ませるか?」。特別支援教室があるのに、そこをクールダウンの場として有効活用しようとせず、通常教室の友達と遊んでばかりの彼は、学校で楽しかった反動が家に変えるとドッと出て、何もしなかったり言うことをきかなかったり生意気な口をきいたりします。それで私たちがすっかり疲れてしまうので、学校でも頭を休めてくれたら……というのが趣旨でした。


 まず担任の先生が「彼は本当に友達と仲良くやってます」と教えてくださいました。皆も彼の特性を理解して、そのうえで仲良く遊んでくれていると。本人もそれに答えて皆に仲良くしたり、手伝ったり。私が「社会性が発達してきたんでしょうか?」と訊くと、天使先生はにっこり。涙が出るほどうれしかったなぁ。

 皆と楽しく過ごす「オン」状態の学校から戻った反動で、家では「オフ」状態になるのだそうです。なるほど。


 しかし、「最近『ブレーキのかけ方』を学んできているようですね」と天使先生がおっしゃったように、家でも一応気を使うそぶりは見せるようになっています。従って私たちの辛さも前よりは幾分和らぎました。


 本来なら「学校でこの時間は休む」「学校に行かない曜日を決める」という休ませ方がいいのかもしれませんが、いま息子は本当に学校で楽しそうなので、敢えてそうした休みを設定せず、朝起きて辛そうだったら「今日は学校に行っても楽しくないかもしれないよ、友達と衝突しちゃうかもよ」と様子を見て休ませようか、という結論になりました。

 当然私たちの負担は大きくなりますが……ええ、構いません。「今日は休もうよ」と笑顔で言ってやりますとも! それに私たちも、以前のように、無理して学校に行かせようという気は本当になくなってきているんです。学校から了解をもらって、休養日を作ることが彼にとっては本当に大事なんだと分かりましたから。

 家でゴロゴロしている彼と喧嘩しないように、これから頑張ります。