毎年、実家から柚子をもらっています。

実家の柚子は2種類あって、12月初旬に小ぶりの柚子がなり、冬至に合わせるように大きめの柚子がなります。

毎年、何度かに分けて父が車で届けてくれていました。

 

でも今年は、届けてもらえません。

父は今年の始めに車を運転しないことを決めてくれました。

なので、もう父には届けてもらえなくなりました。

 

実家は車で20分ほどの場所なので、冬至が近くなったら貰いに行こうと思っていました。でも、ここにきてバタバタと忙しくなってしまい貰いに行けなくなり、ちょっと前に貰ってあった小さい柚子をお風呂に入れることとしました。

 

以前ならば「おう!俺が持っていってやるぞ!」と、すぐに車で届けてくれただろうなと考えたら、ちょっと寂しい気持ちになりました。

 

こうやって…みんな年齢を重ね、それぞれ、出来ること出来ないことも変わっていき、生活も変わっていくのですね。小さな柚子を見ながら、そんなことを思った冬至の夜です。