昨日は「務川慧悟 ピアノ・リサイタル」を聴きに行ってきました。
内省的な曲目が並ぶプログラム
(私はこういうのは好み)
⭐︎シューマン
子供のためのアルバム Op.68より 第30番『無題』
4つの夜曲 Op.23
⭐︎ドビュッシー
前奏曲集 第2集より
3.酒の門 5.ヒース 10.カノープ 12.花火
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⭐︎ショパン
ノクターン 第6番 ト短調 Op.15-3
バラード 第4番 ヘ短調 Op.52
⭐︎早坂文雄
室内のためのピアノ小品集より 第12番、第14番
⭐︎ラフマニノフ
コレルリの主題による変奏曲 ニ短調 Op.42
いつも以上に詩人の様に語る務川さんのピアノは美しく繊細、一音一音に全て意味があり、それを聴き逃したくないと思わせる演奏でした。
休憩あと、後半のはじめに務川さんのトークが入りました。
皆さん、静かな時間を作ってくれて嬉しかった(演奏中の客席の静寂のこと。ほんと物音ひとつしないくらい静かで会場全体が務川さんのピアノに集中しているようでした)
今回のプログラムは家で弾いたりして自分も癒されてきた曲。地味なんだけど、エネルギーをもらえる曲を並べました。
プログラムを作るのに足りないのを入れるより、削ぎ落としいくのが難しい。ブラームスも入れたいけど…これから演奏は続けていきますのでまたその時に。
よいプログラムができたなあと我ながらに思ってます(笑)
何かを感じとっていただけたら…と思います。
とても寒かったし(今季初ロングダウンコート、初ホカロン) ちょっと行きにくい場所でしたが、聴きに行ってよかったです。
来週、浜離宮ホールで開催される連続演奏会にも一日だけ聴きに行く予定です。
(昨日はBプログラムを一足お先にきくことができました)
YouTubeで、務川さんが曲目についてお話してくれてます。
会場の「コピスみよし」は駅から遠いので行きはバス。帰りはホールから送迎マイクロバスがでてました。
演奏会前からXでも行き方やバスの時間の案内をしてくださってたり。おかげで安心して行くことができました。ありがとうございます。
ロビーのスロープあたりにこんな展示もありました。