8月26日
「反田恭平&JNO(JapanNationalOrchestra) 夏ツアー2023」がスタート
「所沢市民文化センター・ミューズ・アークホール」に聴きにいってきました。
反田恭平(指揮&pf)、水野優也(Vc)
モーツァルト/ピアノ協奏曲第15番
チャイコフスキー/ロココの主題による変奏曲
モーツァルト/交響曲第40番
この日のコンマスは大江馨さん
パンフレットにも明記されていたのですが、Vnに戸澤采紀さんのお名前がありました。
以下はJNOのインスタ ストーリーズより
モーツァルトのピアノ協奏曲15番は、反田さんの弾き振り
軽やかでキラキラと美しいモーツァルトでした。
印象的だったのが、1楽章のピアノがとてもとても柔らかな響きだったこと。
2楽章3楽章はパリパリとしたタッチで優雅なモーツァルトだったので、1楽章だけより柔らかい響きを意識した演奏だったのかもしれません。フワ~っとしたピアノの響きに包まれるようでした。
(7月末の反田さんのリサイタルは都合がつかず聴きに行けなかったので久しぶりの反田さんの生ピアノ演奏がきけて嬉しかったです)
ロココの主題による変奏曲/チャイコフスキー(Vcソリスト:水野優也)
のびやかで豊かな響きが心地よく、オケとの掛け合いも楽しくて、すっかりひきこまれました。聴き終わってまた聴きたい!と思いました。
アンコールは、バッハ無伴奏第1番プレリュード
心が洗われました~。
若い演奏者が真摯に音楽と向き合い表現するものというのは尊いなあと、バッハをききながらつくづく感じました
ツアー前半(8/26〜8/31)は水野優也さん、後半(9/1〜9/3)は森田啓介さんがソリストとのこと。森田さんのロココはどんな演奏をされるのか興味があります(聴きに行った方のレポートを楽しみにしてます)
モーツァルト/交響曲第40番
美しい響き、リズムやエネルギーのもって行き方など、JNOの色がでているなあと思いました。
私自身も40番はオケで何回か弾いたことがあるので、指揮や演奏から「そこは反田マエストロ、ためるのね~とか。。。」いろいろ感じながら楽しく聴かせていただきました 昨日の演奏もすでに素晴らしいアンサンブルでしたが、ツアー後半にはさらに進化していくのでしょう。
今回はマチネで、会場が割と近場で時間にも余裕があったので、JNOのコンサートで初めてサイン会に並んでみました。
この日は水野さんのCD発売日だったので、サイン会は反田さんと水野さんかなあと思っていたら、まさかの4人(八木さん(Fl)、東さん(Vn)もいらっしゃる
)
演奏会終了後にお疲れのところ、皆さんとてもにこやかで気さくな雰囲気で話しやすかったです。ありがとうございました。
(私はこういう時、緊張してしまう方なのですがマスク効果かリラックスして一言ずつお話できました)
列の動きを止めなければ、写真OKとのことでしたので数枚撮らせていただきました。
八木さん、東さんにはパンフレットにサインをいただきました。
反田さんと水野さんには、CDのリーフレットのお写真部分にサインをいただきました
昨日、帰宅してすぐ視聴
コダーイの大作「無伴奏チェロソナタ」は4年間のハンガリー留学の集大成として選んだ1曲とのこと(留学中はリスト音楽院で巨匠ミクローシュペレーニに師事。実際にコダーイ本人に習っていたチェリストなので説得力あるレッスンだった/リーフレットから一部引用)
私もコダーイが好きなので(結婚式の披露宴でヴィオラでコダーイのアダージョを弾いたくらい。夫がピアノ伴奏)とても楽しみにしていた1曲
今日は夫とともに聴きました。深い表現ですごくいいね。かっこいいと、コダーイファンとしても拍手喝采です
ショパンの序奏と華麗なるポロネーズと、ショパンのチェロソナタは水野さんのJNOリサイタルシリーズの2回目のリサイタルで反田さんと一緒に弾いた曲。それらの曲をCDにしてくださって嬉しい
伸びやかで華やかで、キラキラした輝き、繊細で色っぽく、ドラマチックで。。何回も聴きたくなる演奏です。
とにかく魅力がいっぱいつまった素晴らしいアルバム
発売日に購入できて、サインまでいただけて光栄です