母と日曜日に行ってきたコンサート、月曜日もチケットが取れていたので(取れないかと思い2日申し込みしてました)、職場の同僚(反田さんファン)と一緒に仕事帰りに行ってきました
外はあいにくの雨でしたが、ホールの中は太陽に照らされているようなポカポカな雰囲気、熱気に包まれていました
前のブログでは詳細まで書けていませんでしたが、これはSolistiade Presents特別コンサートでSolistiadeの会員のためのクロージングコンサートでした。
今回のコンサートは、JNO(ジャパン・ナショナル・オーケストラ)にワグネル・ソサィエティーのメンバーも数名加わった合同オーケストラでした。
まずはモーツァルトの魔笛より序曲から、軽快にスタート 指揮は反田さん
指揮棒は使わない、手での指揮です(先日のラジオでその理由をお話されていました)
次は事前に希望者を募集していたJNOの指揮体験!(私は恥ずかしいから応募してません) 2日とも6人ずつでした。
反田さん、オケメンバーに指揮のとおりに弾いてくださいね!と言ってました。
日曜日は小さい子がお2人と学生さんらしき若い方、月曜日は夜公演ですから小学生がお1人と学生、大人の方でした。
皆さん予習してきているみたいで素晴らしい❗️特に小さい子たちの表現が素晴らしい 大人はどうしても恥ずかしさがでてしまいますからね。オーケストラ&指揮者の動画などを普段見てたり楽器を弾くのかしら…。
振り終わると反田さんがそれぞれの方に「どうだった?」と感想をきいてお話しているのが微笑ましかったです
皆さん、楽しかったいい思い出になりましたなどなど。反田さんからは例えば「何か楽器をやってるのですか?」と聞いたりもしてました。(その女の子はピアノだそうです) その理由は「私の振り方に似ている感じだったので♪」と。会場も一緒に、とても温かな雰囲気になりました
いろいろな振りかたでこんなにも音楽が変わるのですね〜。と締めくくり、そのあとにアイネクライネ〜をJNOと反田さんの指揮で。お手本を見せてくれましたよ。さすが!と思わせる流れるような優雅な指揮、美しい演奏でした✨
🎤反田さんのトークもいろいろ…。
(日曜日の時点で) 昨日帰国して、時差ぼけです。
ウィーンのカフェでは次々と有名な方にお会いしてびっくりした。(音楽の都ですね)
指揮のレッスンで6時間、手の動きをひたすら練習した(実際にいくつかの動きを見せてくれました)
パレチニ先生の名誉博士号の受賞式があり、ツィメルマンが祝辞を述べて、ピアノを弾いたのは僕一人というプレッシャー💦(反田さんは学生代表で式典に参加)
その時に弾いた曲を弾きます。
皆さん、もう聴き飽きてるかもしれませんが(←そんなことないです。何回もききたいです) 変えてたりしますので。
ショパンコンクールで反田さんの演奏を聴いた時に、これらの曲を生で聴いてみたいと思い、1月の凱旋コンサートはチケットが取れず今回はそれが叶いました。まるで夢のような時間でした🌟
輝きがあり温かい光を感じる音色、音楽。2日ともサントリーホールでそれを感じました。
反田さん、ピアノジャム(ラジオ)でも言ってたけど『温かい人になりたい』
これが伝わってくるんだろうなあ。
あと、意外にも背中から孤独も感じました。修行僧のような。
若いけど、これまでたくさんの経験と努力を積み上げてきたものがあり、それが今の素晴らしい演奏につながってるのかなあ…なんて私の勝手な妄想⁉️
(友人にそれを話したら「女性は口で、男性は背中で語るって?!」なるほど!)
月曜日は、下手側のかなり前の席でした。
近い!
反田さんの弾く姿は背中から(筋肉モリモリでした)、手の動きも見えました。
"ピアノを弾く"ということに対して、私の今までの概念がありましたが、反田さんの弾き方は丁寧に置きにいっているというのも感じました。(表現が適切か分かりませんが)
ソロのあとは務川さんも舞台にきて、仲睦まじいトーク。
好きな作曲家はバッハ、ショパン、ラヴェルですが、シューマンはどちらかというと苦手でした。でもピアノコンチェルトはずっと弾きたいと思ってました。反田との共演はまだ先(5年か10年先)かなと思ってましたが、まさかこんなに早く実現するとは!とのこと。
イスがもう1脚追加されて、お2人の連弾。
ブラームスのハンガリー舞曲1番、2番、5番
昨年7月の反田さんのサロンコンサートでは、サプライズで務川さんも最後に登場して、連弾をやってくださいましたが、そのときは至近距離で横から見られましたが、今回は反田さん務川さんがピアノを弾く後ろ姿。いいものです
その時のブログはこちら↓
お二人のブラームスは言うまでもなく巧みな動きで楽しく、迫力がありました
ここまでが前半。1時間20分。
後半は、いよいよ楽しみにしていたシューマンのピアノコンチェルト
日曜日はセンター席からで、反田さんの指揮は見えなかったのですが、月曜日は横からよく見えました。
こういう風に指揮をされるんだなぁ。
音楽の流れや響きとかを大事にされてるのかなあと、勝手ながら見ながら感じました。
弾く前に、(時間がないながらも)たくさん練習したよね。お互いに、本番はやりたいようにもっとやってください…みたいなことを話されてました。
務川さん、土曜日の夜は楽しみすぎて寝られなかった。と言ってましたが、ほんとにとても楽しそうに、集中して、シューマンの世界を作り上げていました。
ピアニスト、オケ、指揮者がお互いに信頼しあっているのが分かるようなコミュニケーションが取れている素晴らしい演奏でした。
私は広いホールでのオーケストラの演奏会は、全体をみてホールに響く演奏をききたいので、普段は前の方の席は座りません。
しかし月曜日は3列目を初体験!
私は普段オケでヴィオラを弾いてるのもあるからか、まるで一緒に演奏しているような、一体感!近くでみる&きく楽しさを理解できました。
シューマンのピアコンはオケの演奏会で弾いたこともあり、ピアノ譜ももっていて弾いてみたり(弾けないけどね)、どのピアコンよりも個人的に思い入れがあるからか、楽しすぎました❗️ 今週は仕事しながらも頭の中はずっとシューマンピアコンが鳴っていました
務川さんのアンコール曲
5/8 ラヴェル:「鏡」より道化師の朝の歌
5/9 バッハ:フランス組曲第5番よりジーグ
務川さんの魅力が溢れていて、最後まで会場を沸かせてくれました
(会員になっているオケの友人もこの日の演奏会にきていて、務川さんの演奏を初めて聴きメロメロになっていました)
盛りだくさんでアットホームなコンサート、母も同僚もとても喜んでくれて、エネルギーチャージできたみたいです。誘ってよかったなあとつくづく
素敵なコンサートをありがとうございました
事前アンケートで指揮をやってみたいの他に一緒に弾いてみたいもあり、私は迷いなくこれを選びました。
おこがましいのですが、いつか反田さんの指揮でJNOの方々に混ざらせていただき共演する(正しくは一緒に弾いてもらえるですね)のが私の夢の一つになりました。??て勝手な妄想ですが、このような企画もやっていただけたら嬉しいですね❣️夢をもつだけでも前向きに生きていけます
これからの予定もたくさんです❣️↓
首都圏だけでなく地方で演奏会を開催すること、クラシック音楽の楽しみや喜び、素晴らしさが全国に広がることはいいことですね。
音楽は目に見えないものだけど、聴く(聞く)と楽しくなる、ワクワクする、気持ちがあがる、心が動く、癒される、落ち着く、安心する、誰かを思い出す、何かを思い出す、涙がでる…それぞれのききかた、いろいろな効果があると思います。
多くの人の心が穏やかになり、平和につながることを信じて、私も音楽とたわむれながら生きていきたいと思うのでありました。
ようやく書けました〜
ここまで長い文をお読みいただきありがとうございます
これから、ちょっとピアノを弾いてから(ショパンのラルゴなどなど)、ヴィオラの練習です。ヴィオラの練習…てなかなかしんどいのですが、頑張ります