アーニャは鳴かない

 

1日のうち、ほとんど

鳴かないで過ごしている

 

にゃお

 

というのは、ごくたまに

なにかの拍子だけ

 歩いていてうっかり音が出ちゃった感じ

 

 

それで思い出すのが

アーニャと誕生日が同じ

我が家の長男ユーニャのこと

 

ユーニャは

3歳近くまでほとんど話さなかった

話せないのか?

と周囲から心配されたが

わたしは気にしなかった

 

話せなかったというより

ずっと脳に溜め込んでいたのだと思う

ユーニャは、

周りの言葉をしっかり聞いていた

 

そして、

ある日突然、ユーニャは

2語文を話した

 

ブーブー

 

ではなく

 

ブーブー走った

 

のように

 

そしてユーニャは、その後

おしゃべりさんになった

(社会人になったらそこまでではないけれど)

 

話すのの遅い早いは人それぞれ

他の子どもとの成長の違いなんて

長い人生を考えたら誤差以下だと思う

 

オムツがなかなか取れなくても、

理由もなく、二十歳になってもオムツ

という子はいないから

というちょっと雑な論法だった

 

アーニャはいまほとんど鳴かない

 

時々声を出すときは

こんな感じ

 

 


 

この日は少し大きめの美濃吉の紙袋で

幸せいっぱいの時

 

見にゃいで

 

のつもりだったのかな?

 

でも思う

鳴かないアーニャはもしかしたら

長男ユーニャのように

ある日突然、

話し出すかもしれない

 

 

日常会話の

日本語か?

BBCニュース効果の

英語か?

私が話しかけてる

フランス語か?

はたまた、遠い祖国の

ロシア語か?

 

・・・ちょっと楽しみ

(ホント)

 

 

 

 

ドキドキまずは猫語でもいいかにゃ?

byアーニャ