漢方では
風邪の治療で
頑健なひとには麻黄湯
それほど頑健でないひとには
麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)を使う。

附子はトリカブト。猛毒です。
おそらく生来頑健なひとには
附子は効き過ぎるのでしょう。

このように漢方は
同じ病気であっても
患者の体質によって処方をコロリを変えます。

そして それは かなり理にかなっている。

さらに その漢方薬が効くかどうかで
その人が頑健(実証)か
そうでない(虚証)かを見るのも
よしとする柔軟性がある。

西洋医学では
原因究明をしなくては
対処はできません。
医師として誤診は許されない。
そして数多くの診断のなかには
誤診はかならずある。

患者からみても
誤診かどうかを争うなら
裁判をするしかない。

これは双方にとっての不幸。

これに対処するのが
セカンドオピニオンや
インフォームド・コンセントという
制度なのでしょう。