Maybe I'm fine.
Amebaでブログを始めよう!

生きるということ

小林麻央さんのブログ

 

少し拝見しましたが

私にはとてもじゃないけど読めませんでした。

私には生命力の強さを受け止める強さがありません。

 

なぜなら、私は死にたい願望のある人間だから。

 

いつ死んでも構わないと思っています。

でも、大病にでもなったら私はなんて可哀想な人生なのだろうと思います。

 

でも、私は生きています。今、生きています。

宇多田ヒカル

デビューの時から虜になった人。

 

幼い私には歌詞の意味まで理解できなかったけど

彼女の音楽性がたまらなく好きで

私も歌いたいと思った。

 

いつからか彼女の歌詞は

彼女の母の内容のものが多いことに気付いた。

そこに気付いてからは

歌詞がすごく突き刺さってきて

苦しくて涙がでる。

境遇も違うし立場も違うけど

私も母を重ねて聴いてしまう。

 

彼女は、

どう乗り越えたのだろうか。

こうなってしまった運命を。

いや、

ほとんどが彼女の母に対する片思い。

乗り越える者ではないのかもしれない。

 

私は、

乗り越えなければならない気がする。

宿命を受け入れなければならないし

考え方や受け取り方を変える?

どうすれば

私はもっと楽に生きられるのだろう。

 

きっと、

自分の宿命を受け入れられた時が

楽に生きられる時。

だと思っているけど

早くそれを待っているけど

私はまだ二十五年以上経っても

受け入れられない。

強くなりたい。

 

家族といえども

所詮他人。

 

母は、

私の苦しみには気付いていない。

その他大勢も。

本人は、

事の重大さに気付いていない。

 

私が死んだときに

やっと気付くだろうか。

その時彼らはなんと思うのだろう。

 

きっと

それでも解らないのだと思う。

見過ぎなあの人~熱視線~

彼は、たまに会社に現れます。

 

私が気付いていたかは

定かではないですが、

ある日、正面(入口)の方から黒い影が近づいて来ました。

私は、丁度指示を受けている時で

なんとなぁく、社長かな?私の横を通り過ぎたら社長だ。と

目線は下で思っていました。

すると、その気配は私の横で止まったのです。

スローモーションの様に横を向きます。

「ん?」

すると、休日さんでした。

ばっちり目が合います。笑

「あ、おはようございます。」

私の声で、みんなが休日さんが来たことに気付きます。

周りからも「おはようやお疲れ様」がさわさわ。

でも、私に用があったわけではありません。笑

なんだったのでしょうか?笑

 

それから、休日さんが会社に来る度

休日さんからの熱視線があることに気付きます。

 

「あれ?また見てる?」

「あれ?見てるよ?」

「また、目合っちゃうやつだよ?」と

気付いてしまったら、私は彼を見れません。

全然目を合わせないのです。笑

 

「なんだろう?なんなんだろう?」

「私、浮いてる?なにかおかしいのかな?」

「機械人間からしたら、私の行動とか不思議でしょうがないのかな?」

とか色々巡らせます。

 

そして、ググるのです。笑

 

「見つめてくる 男」

 

すると「好意がある」と出てきて

初めて気付くのです。

 

「うそ!休日さん、私のこと気になるってこと?」

「好きってこと?」

 

気になりだしたら、もっとググるのです。

 

すると逆もありえるし、たまたまや、無感情もあると。

 

彼の行動を振り返ります。

 

茫然と私を見つめている時。

誰かが呼ぶトマトさんの名前に反応して私を見る。

そのまま私を目で追いかけ首が動き

目が合いそうになり、顔を背ける。

私の行動に反応してガン見。

私の声に反応して自分が呼ばれたと勘違いしこっちを見る。

大分ガン見した後、俺じゃないか。と独り言をポツリ。

 

まだまだある。

 

私が話かけると一瞬こっちを向き

目が合うとすぐ背ける。

(「がーん。背けられちゃった」と思う)

自分の存在に気付いてほしいのか、

こっちを見てほしいのか

私の視界に入ってくる。

 

どうやら、好意であるということに気付く。笑

 

するとちょっと可愛く思えてきて

なぜだか彼からの視線は嫌じゃなかった。

 

今まで視線が怖いと思うことも、気持ち悪いと思うこともあったが

彼は大丈夫だった。

むしろ、私の気になる存在に変わっていった。

 

そう、私も気になりだしたのです。

 

見られてると分かれば

見た目も気にする様になり

バレない様に彼の来ない日もちゃんとメイクもヘアもする様に。笑

 

彼がリーダーになってからは

彼のスケジュールも確認していたので

彼が来る前日はわくわくしたり

当日は緊張したり

 

でも、目は合わせられないのです。笑

 

彼の視線は、無意識なのか意識的なのかも分からず

ググると、目が合ったら微笑んでみましょう。と出てきて

少しでも可愛いと思って欲しくて

鏡の前で微笑みの練習をし

何度も何度も、次こそは次こそはと

挑戦するのですが、私には目を合わせに行く勇気がないのです。笑

 

ごめんなさい。彼はもしかしたら

嫌われていると勘違いしたかもしれません。

 

気付けばもう私の方が彼に恋をしてしまっています。


でも、彼も私も普通に一対一の会話はできるのです。

 

私は、目が合わせられないだけで、取り乱したりはしませんが

彼もわりと平然としてる時もありました。

 

「なんで今笑ってるの?」

「なんか面白いこと言った?」

「そんなに面白かった?」

と思うことはあったけど。笑

 

微笑ましいひと時だし

私は、その時こそガン見ができました。

見つめることもできました。笑

彼も見つめてくれました。

ジョークを言って笑い合うこともありました。

 

ですが、彼からは一切話しかけてくれないので

私から話しかけるしかありません。

会社に来た時くらい、部下の調子伺ってけよ!

って思いましたが、彼にそんな器用さはありません。笑

 

私も、周りの目が気になり

中々話しかけられません。

 

会社に現れても滞在時間は短いので

ほぼ、目を合わせるか合わせないかの格闘で終わります。笑

 

もちろん、彼の素性も気になりだします。

 

ここで、面白いのが

彼は40歳目前の良い大人なのです。

 

つづく

見過ぎなあの人~チーム~

新年も過ぎ、仕事モードもまた稼働し出した頃に

大規模な新たなチーム編成をすることになりました。

 

社長に呼ばれ、

「トマトさんは、今まで全体的なアシスタントとしてやってもらってたんだけど

新たに専門を学んでもらって休日くんと組んでチームをやってもらいたいんだよね」

と宣告されます。

 

「え。まじかよ。」

「今休日くんって言うと思った。言うと思ったよ。」

「えー。そうなんだ...。」

 

とにかく唖然で

彼は、仕事のできる人で

専門的なことを全く知らない私は

「こわいよー。とにかく足引っ張らない様にしなきゃ」と

びくびくでした。

 

とりあえず、彼に挨拶しとこうかなと。

彼は在宅なので連絡は主にチャット&フェイスタイムでします。

「社長に聞きました。足引っ張らない様に頑張ります。」と

軽く挨拶をし

チャットでも緊張する私。

そして、機械人間の彼は素っ気ないのです。笑

 

「なんでこんな展開になったんだろうー。」

「私の元の上長は辞めちゃうって言うし」

「私の今度の上長は休日さんってことね?」

「んー。ややこしや。」

 

私は前職で社長秘書をやっていたこともあり

誰かの専属には慣れていて

私のチームだけメンバーが2人しかいないというのもあり

彼のアシスタントの様になっていたと思います。

 

彼のことどんな方か全然知らないし

会社にも現れないから知る機会がすごく少なくて

接し方に大変悩みました。

でも、忙しい人なのであまり連絡をするのは良くないと思うし

なんせ、一人で仕事するのに慣れていて、それを好む人だと思ったので

私からの連絡は最小限にしようと思いました。

でも、コンタクトも取らないとチームとして必要な

仲を深めることもできないので

1日1回必ず連絡する様にする?

それだったらうざくない?

と本当に気を遣って、これは最後まで苦労するのでした。笑

 

この関係性で私は新な発見をしました。

顔色や声、態度に人はどれだけ頼っているのか

文字ではコミュニケーションがとても乏しいこと。

上司だからもちろん敬語。

でも、どうしても冷たく伝わってしまう。

微笑みも相槌も文字にはできません。

私の得意技、笑って誤魔化す。も使えません。

微妙なニュアンスは省かれます。

すごくすごく苦労しました。

きっと彼も少しは思ったはずです。

でも、機械人間なので不便には思わないのでしょう。

私はやはり、Face to Face 人間的なのだと思いました。

 

彼の様な世界の人達は、根っからのコミュニケーション下手なのだと思います。

私が女性というのも関係あるのでしょう。

私たちの連携は全然上手くいっていませんでした。

彼は、人の頼り方を知りません。

私は部下なので、雑用を頼んでも全然良いはずです。

きっと彼自身人からこき使われるのが嫌なのでしょう。

私にも全然言ってきませんでした。

チームのリーダーとしての役目も下手でした。笑

今までしてこなかったのかもしれません。

私は、大変困っていました。笑

 

機械人間と一般人の感覚も価値観も全然違います。

当たり前も全然違います。

意思疎通ですら上手くいかないのです。

チャットなら尚更。笑

でも、同じチームのリーダーとして

私の言っていることはわかってほしくて

ちゃんと伝わって欲しくて

はっきり強く主張してしまう時もありました。トホホ

きっと、隣にいたらもっと上手くやってたと思います。笑

でも、彼からはあまり言ってきませんでした。

きっと思うことはあったはずです。

でも、我慢して黙ってたのかな?

それとも、何もなかったのかな?

んー。未だに不思議でわからないことが多いです。

 

それでも、彼は私を好いてくれていました。

 

つづく

見過ぎなあの人~初めての会話~

新年も始まり、初出勤。

 

朝会で、まさかの

いつもの私のポジションに彼がいた。笑

私はほんの一瞬驚いたが

少し距離を置き隣に立った。

 

冬休みが終わったということもあり

気も重く、ノーメイク、服もテキトー、髪もテキトー

彼の存在もスルーだったのを覚えている。

 

新年会。

 

私は迷った挙句、一応参加した。

 

端っこの席で静かに飲んでやり過ごしたかった。

「喫煙者端でかたまるから~」

あれよあれよと、端を逃し

「え?うそでしょ、○○さん前かよ!」と

まさかの彼が目の前に座り始める。

話したことないし最悪~という様な感情に包まれる。

 

とりあえず、私は静かにしてるから

喫煙者さんたちでどうぞご自由に話してくれ。と

心の中で思っていたけど

3対1で女性一人の私に気を遣ってくれたのか

誰一人喋ってくれない。

「うそでしょ!なにこの空気。えーん。辛くてにやけちゃう。笑」

 

とりあえず、下っ端だし、料理を取って誤魔化す作戦。

それもあっさり終了。

反対側の4人組は見事に盛り上がっている。

私もそっちに混ざりたい。トホホ

と思っていたら

沈黙に耐えきれなかったのか

「トマトさんはお酒強そうだよね」と

彼からまさかの質問。

私に話しかけるんかい!

と思っていたら

「こないだよく飲んでたもんね~」と

余計な一言を隣から突っ込まれる。

すると彼が

「飲みに行ったんだ?」と

後から考えたら、そこ引っかかるんだという一言を。

私は、余計な一言に弁解をしたくて

それに対しては、軽く頷くだけ

「あれはたまたまです。」と弁解。笑

するともう一人から

「そんなことあるんすか?」となぜか突っ込みが入り

「クラフトビールにハマっててその専門店だったからつい」と弁解。

確かにあの日は飲み過ぎてた。特に仲の良いパンダさん(女性)はべろべろ。

 

あれは、プロジェクトチームの飲み会で

彼は呼ばれていないし、会社にもいないので知らない情報だから

私も弁解をメインにしてしまったせいで

彼はきっと色々勘違いしたと思う。

特に、飲み会なんてあったんだ俺呼ばれてない。とか

突っ込んできた人はお酒が飲めないので

この人と行ったのかな?お酒飲めないのに?とか。

別にどうでもよかったのでそんな説明は省いてしまった。

 

そこから、私はもう面倒になり、

喋るスイッチに切り替えMC役に。

内心「なんで私が気遣って場を和ませなきゃいけないのよ」

「いや、これは下っ端の役目なの?」と思いながらも

彼らに話題を振った。

「休日さん(彼)もお酒強そうですよね」なぜか逆襲。笑

「ガリさんはワインとかですか~?」

「クマさんはお酒飲めないんですもんね~」

 

料理もまわし、酒もまわし、トークもまわし

 

人見知り故に、主にクマさんとしか会話のできない私。笑

クマさんとの仲の良さをアピールしちゃているかの様になってしまっていた。笑

彼は目の前でも、私をガン見で

彼に話していたわけではないが

返答をしてくれたり、笑ってくれたり

とにかくリアクションが多く

なのに、人見知り故にろくに目も合わせず

彼の好意がわからずやり過ごそうとする私。笑

 

その後、8人テーブル全体の会話になり

なぜかまたそこで反対の端の奴(ダンスさん)から

「トマトさんは小食なんですか?いつもこんな小っちゃいお弁当食べてるから」と

わけのわからん質問が飛んできて

内心「なんで私に振るの~!」

「そんなことないです、もうちょっとこれくらいありますよ、ねぇ!」と隣のパンダさんを巻き添えに

でも「自分でお弁当作ってるの?」と

これまた出されたくない話題ー!

「はい...でも、つめるだけですよ!つめるだけ!」

「えらーい!トマトさん本当に偉いよね、しっかりしてるしー!」

目立ちたくないのに。そんな話いらないです。

料理取り分けるのも本当はしたくない。

良い人キャンペーンなんてしてない。

仕方なしです。

 

その後も

ダンスさんから「サッカーはつまんないっすよねー」と話が飛び

「......サッカー好きの休日さん(彼)言われちゃってますよ」と振ったのに

「いやいやトマトさんのが好きでしょ」と振られ

「え!トマトさんもサッカー好きなの~?」

「日本代表ワールドカップいけるのかしら~?」

「トマトジャパンだったらメンバーだれ~?」と

なぜか私に全て話を振ってくる周り。涙

 

えーん。辛い。笑

 

五郎丸の話のときは

「あ!五郎丸!!」と軽く五郎丸ポーズをしたら

ダンスさん「なんすかそれ」

クマさん「カンチョー?」

休日さん「軽ー」

と一斉に突っ込みが入る始末。

 

私のサービス精神です。

 

最終的に

場はとても和やかに終了し

ダンスさんから「僕の友達にぜひトマトさんを紹介したい」と言われ

1次回終了後に友達のもとへと連れて行かれるのでした。

 

私的にはその日はてんやわんやで終わり。

彼の存在は、確かにこの時も

と後で気付くくらいのものでした。

 

でもこれが、席も、会話の内容も、巡り合わせの運命で

きっと一番彼と会話のできたひと時だったと思います。

 

つづく