6月15日

「風は出そうやけど天気はエエみたいやし、でも土曜日やし人多いやろな」と思いながら朝6時半に、先日ブラッシュ取材で残ったダンゴ餌に糠足して出戻りの刺し餌を持って家を出た。
我が家から一番近い福井釣姫漁港へ走る。
「嘘やん、ガラガラやん」と、外向きには数人のイカ狙いの方は居たが内向きのチヌ狙いの釣り人姿は皆無。



ところで、一枚目の写真。最近流行りのコールマンのガラガラ(荷車)。防波堤の釣りで釣具等々大量の荷物積んで運ばれる道具だが、この置き方、ど真ん中放置で持ち主不在。他人の荷物を触って端に寄せるのも一瞬ためらう。でも触らないと自分のガラガラが通れ無い、、、、


ジジイガイドが春に行く滋賀の長命寺川のモロコ釣りでも、一人の釣り人が投げ竿を何本も並べて、普通に竿出す釣り人5・6人分のスペースを取ってる景色は増えて来てるし、ここ釣姫防波堤でもファミリーで来てる方達の中にはコールマンガラガラベースにどれだけのスペース取って、そのスペース外へとウロウロ。イカ狙いのアジ泳がせ釣りの方の中には一人で五人分のスペース取る釣り人もコロナ以降増えて来て「竿は一人二本まで」と今年から防波堤に看板が貼られる事に成った。ここ釣姫や敦賀市菅浜漁港等々「釣り人に優しい、釣り人に親切な漁港」は数ヶ所有るが、それも昔からそこで遊んでる釣り人が漁師さん達に気を使いながら遊んでいた事や付き合って来た事から生まれてるのだが・・・。


そのジジイが期待した11時からも何も起こらず「次は1時と3時か・・・1時に何も無かったら帰るか、風で暑無いのはエエけど」と思いながらのダンゴ打ち。
12時50分!!風波の中ダンゴ割れてウキトップが海面に顔出しながら「おっ、触ってるんか」とそれまでの浮き上がり方と変わりトップ全体が出た瞬間にスパッと消えて反射で合わせたジジイの竿に魚手応え。
「おっ、来ましたか?」のお隣さんに「フグじゃ無いみたいですよ、引きはエエですわ」と答えてた正体はグレだった。



2時までにグレが30センチ頭に8匹チヌが二匹。お隣さんもグレ4匹。

 

 





そして「これで止めますわ、もう充分やし」と濡らしたダンゴをかき集めてのラストの一投に40センチのチヌが釣れてしまったジジイ。


 

 

写真等々お世話に成ったお隣さんの「私も帰りますわ、この風の中で竿曲がるって思って無かったし、そやけど釣らはりましたな」に「ほんまに、魚釣りって来てたら、こんな事もありますね、これでまた勘違いして来てしまうんですよ(笑)」と話しながら物が飛ばされ無い様にドン臭いジジイの動きでの片付けしてのギブアップ。

 

 

 

 
 

 

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