11月3日


朝ガイド時間より少し早めに目覚め、身体が目覚めるまで部屋に入って来たニャン相手にダラダラしてから5時前に家を出た。岐阜大江川でのサンラインさんイベントは20年ぶり、僕もそれ以来ヘラ釣りでは来てるが(笑)。 そして名神高速で東へ走るのも久しぶり(笑)。

 

会場に着き、久しぶりに北君と伊豫部君に合い少しの時間話す。「行ってみて、下野さんが言ってた事が理解出来ましたよ、あの景色見ないと下野さんが言うバス釣りは理解出来ないですね(笑)」とバスマスターに参戦始めた北君。「テーブルロックも行ったんですよ」の北君に「あの場違いな高層レジャーマンションが並ぶデカイコーブ行ったか?コーブの入口から一番奥までのデッドスローエリアとんでも無いやろ」に「ほんと場違いですよね、それとテーブルロック広過ぎて全部見れ無かったですよ(笑)」の北君「あのコーブ奥右がスポッツのスポーン場で3から4ポンドの狙えるし、コーブから本流へ出て右の岩盤エリアは秋のスポッツ場でフットボールでコンやわ(笑)」に「あそこはトーナメントレイクにしたら珍しい観光地ですね」の北君「あのメインストリートの乳牛看板のモーテール気付かなかったか?僕はいつもあそこに止まってたんや」等々、彼等が話す景色は全て頭に浮かぶ。

 

 

数年前に伊豫部君と話していた時「アチャフラヤの原発の景色話して、あの左手のコーブのボトムの話しが出来るなんて嬉し過ぎますよ。あの景色の話しを出来る人間が周りに居ないし(笑)」と彼が言ったのを思い出す。僕は今までも周りのバスマンとは話ししないし、お客さんとは話しても仕事話しだし通じる事も少ないし、わずか20分位だが二人と話せた事は今年の中での唯一の楽しい会話時間だった。本当に唯一(笑)。だから 二人に感謝。

 

しかし、20年前に僕がアメリカのトーナメントに参戦してた時に19才だった伊豫部君が今アメリカのトーナメントに参戦を続け、僕の息子ゲンと同い年の北君がアメリカのトーナメントに参戦してアメリカの景色の話をして、本当にこの三人でアメリカのトーナメント話をしてる景色が自分の息子達との三人景色だったら文句無いバス人生だっただろうなと思ってしまう。


イベントの方は68名参加の岸釣り大会で25名が釣って来られ、いつもながらサンラインさんの大会景品は協賛メーカーさんが多く、釣られた方々はもちろん釣られて無い方々も全員盛り沢山の景品をゲットされていた。いつも本当のバス話を誰とも出来ずに居るから、今日彼等と「一月のタホなら、寒波無ければ、僕ならバズがスウイッシャー1日投げてるな」に「ですよね、デビルスホース」の伊豫部君に「僕ならダイングフラッター、そうかフローティングミノー、ロングAを投げて、置いて、チョンで待ったら、バコーン!ってメスのデカイの(笑)」って話を今年釣り人と出来るなんて思って無かったから楽し過ぎた。