12月16日


今日・明日は本来BAITトーナメントで予定を組んでいたが、今年一戦参加した後はエントリーフィーが捻出出来ず参加出来なく成っていて、今日・明日はガイド受付日に変更していたが明日は立浦君達が予約入れてくれたが今日土曜日がガイド予約入らずが続いていた。
そのタイミングでサンラインさんヘラトーナメントが滋賀「甲南のへら池」で開催される事が決定して「甲南なら高速代もいらんし、参加費だけで行けるな、参加費位なら使えるやろ」で今月に成ってからガイド受付を×にした。

 

昨夜、超久しぶりに三階の道具部屋でヘラ道具を触る(笑)。「ペレット残ってたかな?」でチェックすると去年のサンラインヘラトーナメント時に買ったペレットが残っていて「新しいペレット用意するタイミングも無かったし、使う分有っただけラッキーか?」で道具も去年のまま車に積んで「Gウドンの粉も減って無いな(笑)、ヘラ釣り一年ぶりやもんな(笑)」と思いながらGウドン後藤田さんに特注ブレンドしてもらった「下野流Gウドン」を作ってから布団に入った。


今朝四時過ぎ起きで甲南ヘラの池へ向かう。
 

会場には一年ぶりに会う顔馴染みのヘラ氏さん達がテンション高く準備されていた。
今回のトーナメントは予選では五人一組から上位二名が決勝へと進める。
釣り座抽選すると「嘘やろ」の息子ゲンと同じ組に成る(笑)。
釣り座に釣り人が揃い、またまた「嘘やろ」の面子。

第三桟橋内向きで駐車場側から元バスプロでヘラ全国チャンピオン前山君、次がNHC仲間でヘラ名人級の森田さん、次がゲンで、次がお名前知らないが後藤田さんグループで今まで何度かトーナメント・例会でご一緒した方。

 

 

「この面子何やねん、釣りする前に親子で最下位決定やんけ(笑)」とボヤキながら、仕掛すら準備して無かったので十五尺の両ウドンの仕掛を一からセットして棚取り(底計り)が終わったのが七時半スタートタイムの五分前。ゲンは十三尺両ウドン底釣りで三人さんは短竿(七から九尺)チョウチンセット。トーナメントスタートで打って仕掛馴染むの待ちながら「森田さんと前山君並びで潰し合い有れば、お隣さんが何かバラケがボケたら、わずかにチャンス有るかな」と叶わない幻想(笑)を思う時点でトーナメントって面白い。

 

その幻想は数分でガラガラと崩れてしまう。お隣さん数投で竿が曲がり、森田さんはリズム良く竿曲げ出す(笑)。一時間経過でようやく気配は有るなの時に前山君は四匹。この間にお隣さんが最初の一匹以降にサワリも出ない状況に成られ「森田さんに潰されてる前山君がペース落ちれば・・・・・」って、またまた幻想が頭に浮かんでしまう。まだフラシにヘラ入って無いのに「当たればデカイ」とトーナメントって楽し過ぎる。

 

 

 

当たりが出ないと「やっぱりペレット古いかなかな・・・・」って気持ちに成ってしまうが、同じペレットで十三尺でのゲンにはスレばかりだが当たりが出てるので「魚は寄るんだし」で、とりあえず自分が思う馴染み位置を維持するのにウキが沈んでもどった時の棚を微調整しながら、ウキの動きだけに集中してると「モヤ当たり」が出て、たまたま手が動いてヘラが乗った。期待通りの丸々新ベラ「ツンじゃ無いんだな、あの幅のモヤの押さえを行ったらエエのか・・・・」で我慢を続けて残り30分で六匹がフラシに入って、リズム落とした前山君がフラシに八匹。「ひょっとしたら重量で勝ってるかも・・・・」の思いが頭を過り「あと一匹来い!」で残り時間が過ぎるのにドキドキしながら誘いウキのもどった後のモヤ当たりを待ってを繰り返し残り五分。「モヤ」の押さえ込み途中で手が動いてしまいカラ、その同時に「デカイ新ベラや!」の前山君の声。

 

「やっぱり最後は釣り込んで技の多い経験者やな、勝負どこで引くよな(笑)」と負けて「やっぱりトーナメントって楽しいな」と一年ぶりのヘラトーナメントを堪能してしまう。

 

 

 

久しぶりにヘラ仲間の顔を見て思うのは「皆さん一生懸命働いて、休日に一番好きな事を思い切り楽しまれてるんだな」って事。僕のガイドのお客さんも同じだと思う。琵琶湖バスの事を思いながら毎日働いてられると思う。それに比べて、僕は毎日働いていても好きな各魚種トーナメントにも行けず、好きな石鯛等々の沖磯魚釣りにも行けずの月日が過ぎてるのが情けな過ぎる。