冷えてきましたねぇ | 式舞ログ

式舞ログ

KSPで働く男の子
お仕事内容や内容が無いような内容で


台風の影響かな?

そうまた来てますね。

タイフーン。

しかも連休に被るっぽいってゆーね。



さて、ちょっと前に作業したアレですが。

入庫したのはRG1のステップワゴン。

感のイイ人は察しがついてるかもしれないですね。



ステアリングを左右に振るとウィーンウィーンって唸り音がすると。

少年少女合唱団かと。

声変わりで脱退かと。



オデッセイなどにも見られるホンダ車の代名詞的な

パワステポンプの故障でございますね。



作業開始でございます。




タンクのフルードを抜いてはずしにかかりまする。
案の定結構汚れてました。







低圧と高圧のホースを取り外して








パワステ本体も2本のボルトを外せ・・・





マウントと干渉して抜けず!
はいここでシンキングタイム。


干渉しているマウントのボルトを抜いてパワステ側のボルトを抜く?


それともエンジンを下から少し持ち上げて干渉してるボルト同士をかわす?



俺さんは後者を選択しました。

まず頭の中で作業手順を考えながら実作業に移していく。
一言で言ったら効率的って言葉になっちゃうんですが
想像力を働かすことで一連の単純な作業でも工夫や
時短につながるアイデアが出てきたりしかねません。
これこうした方が早い?これやっちゃうと結構リスキー?

どっちかってゆーとこーゆータイプで
こーゆー頭を使って仕事をするってのをぼくは重要視しております。



話が62度ほどずれちゃいましたが、




外したパワステとタンク。
交換時はタンクの洗浄もお忘れなくってやつです。

これのポインツは
稀にパワステ変えても唸り音がおさまらないことがあって。
その原因が低圧ホースの経年劣化による硬化と
タンク本体(ストレーナー部等)の不具合によるもの。

なのでパワステカエタヨーナオラナイヨー!
って時はこの辺を疑いませう。



機械も寄る年波には勝てんってやつか。





リビルトのパワステっす。
プーリーは再使用っす。





交換完了でやす。



タンクにフルードを入れてまずエンジンをかけずに
気泡がでなくなるまでステアリングを左右に切ります。
タンクのフルードを切らしたり溢れさせないように。

その後通常のエア抜きなんですが、
エンジン始動直後はファーストアイドルで回転が高いので
回転が落ち着くまで待ってからエア抜き作業を開始しましょう!
ここ大事。





んじゃおやすみ。