三茶のキャロットタワーに劇場2つ。
そのうちの1つシアタートラムへ。
小さいながら天井高く
設備も立派な劇場。
現在開演中
猟師グラフス
2023.10.5(木)~8(日)
江戸時代からの
×
ノルウェーの身体演劇
グルソムヘテン劇団
(コラボ)
題材はフランツ・カフカ
ノルウェー公演も有り
オスロ:グルソムヘテン劇場
2023.10.20~11.4
以下、ネタバレ有り。
まずは前衛的な演出に驚き。
人形を操る側も舞踏を!?
シュール!
音楽,演奏を師匠が担当で
いつもより淡々と控えめに感じたが
ノルウェーなど北欧の暗めな文化?に
あまり抑揚は付けない演出かも。
人形浄瑠璃とはまた違う、
あやつり人形の動きも
生きているかのよう。
普段は和風と思われる人形が
今回は異国風でかなり小さい。
その人形が小さな道具も運ぶ。
どうやってるのだろう。
そして途中から人間大の人形が
物語はあるものの
なかなか進行しない。
意味を為さない動きが
延々と続く様は[夢]
または彷徨う[生と死の境]か。
操られている糸が見えるので
同時に虚無感も感じる。
死体人形と役者が入り交じり、
台詞も複数言語で不思議世界。
(字幕有り)
こういう表現方法もあるのだなぁ
私はカフカをほぼ知らず…
10代の時読んだV系バンド漫画に
耽美な挿絵とカフカの詩?があり
カフカは耽美派だと思っていたが、
もっとカフカの世界観が
分かった気になる舞台だった。
終演後
挨拶しようと楽屋を目指すも
楽屋口が分からず
地下をグルグルさ迷った
自ら舞台の続きを実行