前記事のつづきです。
「國學院大學博物館」
常設展、考古ゾーン。
写真OK。
(フラッシュNG)
大学のある渋谷は
縄文~古墳時代の遺跡有り。
構内からの出土品、他
全国各地の物も収蔵している。
昔の測量器や道具色々。
※写真多いです。
(順路通りではありません)
旧石器時代。
石刃の数々。
写真中央、極小の刃。
よく見つけられるなぁ。
石ころみたいなのは石核。
石器の素材を剥がし取った後。
北海道の黒曜石の石器。
綺麗♪
各県の黒曜石の展示もあった。
土器の数が凄い!
縄文時代前期。
縄文時代中期。
前期よりデコってる。
縄文時代後期。
ま、お茶でも…(妄想)
写真下、酒と小鉢…(妄想)
土器の模様を付けた、
縄の編み方の標本と図解。
引き出しに沢山ありました。
(撮りきれず)
縄文時代後期・晩期。
悪いドラえもんとのび太…(妄想)
館内、ほぼ貸切状態で
ゆっくりじっくり集中して観て…
角曲がったら、
すっごくビックリした!!
槍をコチラに向けた古代人!
気配無く不意打ちだった~。
私が獲物なら狩られてる…。
◆
弥生時代。
急に雰囲気変わるなぁ。
もう今と変わらない感じ。
青銅も出てくるしね~。
弥生時代中期。
続く、古墳時代前期。
(大和時代)
作られる顔もだいぶ変わる。
青銅は精巧なのに、
埴輪はヘタウマ的な…。
それにしても大きい。
建物の埴輪は初めて観ました。
(中央前列)切妻屋造家形埴輪。
入母屋造家形埴輪。
こんなに色々家の形あるならば
そりゃあ神殿のパターンが
出来上がっていてもおかしくない。
(前記事の神道ゾーンでの話)
馬、鹿、猪。
馬以外も初めて観た。
粘土で作られた陶棺。
パッチワークみたいに凝ってる。
これは埴輪ではなく、本当に棺。
古墳時代は、3~7世紀。
↓左、中国・主に漢の時代の鏡。
(紀元前206年~3世紀)
右、日本・古墳時代の鏡。
精巧さに違いは無い。
(輸入品も、日本産もある。)
なのに埴輪はなぜヘタウマ風?
中国では紀元前200年くらいで、
(↓既出写真)
兵馬俑作られ、バランス良い。
(写真は複製品ですが)
◆
三種の神器的に展示。
古墳時代前期の勾玉と鏡。
銅剣は弥生時代中期。
↓これも古墳時代だったかな。
現代にも通じる美。
金は個人的にはエジプトを連想する。
◆
古代。
(奈良時代、平安時代)
瓦。
今と変わらない。
6世紀頃、仏教伝わり
各地に寺院建立。
国家制度では神祇信仰が尊重され
神事あれば仏事は避けられた。
中世。
(鎌倉時代、室町時代)
写真右下、懸仏。
今までの鏡と、
仏様が合体したようで面白い。
近世。
(安土桃山時代、江戸時代)
仏教の影響で、
本来神道では作られなかった
↓神の像が作られた。
写真下は、どちらも道祖神。
右下は、すいぶん可愛らしい。
双体道祖神かな?
左下は、女神。
頭に動物…って、どなた??
長くなったけど、これでも抜粋してる(笑)
考古ゾーン、ボリュームありました。
空いてたので落ち着いて観られ
妄想しながら(?)かなり楽しめました。
これで無料とはありがたい♪
◆
國學院は、明治23年開院。
↑
母体・皇典講究所は明治15年設立。
明治維新後の近代化と共に
伝統文化尊重の機運も高まり、
国学を通じての研究・教育を目的に。
初代総裁は、有栖川宮幟仁親王。
校史ゾーンには宮家ゆかりの品々も。
こちらも写真OKで撮ったけど、
8/31~10/27に企画展があるので
(「有栖川宮・高松宮ゆかりの新収蔵品」)
行けたらまたその時にでも。
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芹沢友綺
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