先週、上野の東京都美術館へ。
ニューヨーク・メトロポリタン美術館のエジプトコレクションから200点。
日本初公開。
9月23日まで(月・休、ただし9月15・22日は開館)
9:30~17:30 金曜と8月12~17日は21:00まで
金曜に行ったのですが、この時間延長の試みは良かったです。
人分散するし、暑い昼間を避けて日暮れから行ってもゆっくり観る事ができました。
エジプトは昔行きました(フィルムの時代…)
宮殿好きなので、ピラミッドより宮殿が圧巻でした。
4000年も前と思えない、装飾品の煌びやかさも好きなポイント。
エジプトの王は、伝統的には男性が就いたが…何人か女性も王となっている。
中でも重要なハトシェプスト女王は、男性の装いでの石像や壁画が多く残る。
パンフレットの像は、その女王なのだけど…美しくてホレボレ…。
約20年の在位中、戦争をせず交易などで国を繁栄させたそう。
古代エジプトは多神教。
(様々な自然事象に神を見出すのは、日本とも似てる気がします。)
男性神とほぼ同数の女神達が存在し、信仰を集めた。
そのたくさんの像や御符なども観る事ができる。
頭部が動物、体が人間というパターンも多いけど…
これは日本が動物を神としたのとは違う。
動物の特性を、その神の性格と重ね合わせ強調したものだとか。
(必ず動物の頭部だったわけではなく、色々な表現をされた)
王は神が祖先とされ、化身ともされた。
そのため、また呪術的にも王族の女性達は美しくあらねばならなかった。
像や壁画で見る彼女達の姿はとても美しく…
金やラピスやガラスなど、細やかで煌びやかな装飾品も多く展示されウットリ。
身だしなみ道具のデザインも凝ってる♪
ピンセットなんて、カタチは現代と全く同じでした。
作品の説明文は、作品近くと…混んだ時の為か遠くにも掲示してあり○でした。
展示は6部構成。
各部最初の紹介文が特に良かったです。理解しやすい。
古代エジプト興味ある方はぜひ♪
芹沢友綺
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