2004年2月ロシア旅、つづきです。


5つの建物から成るエルミタージュ美術館。


美術館の始まりはエカテリーナ2世が造らせた、小エルミタージュ。

美術品が増えて増築もさせて出来たのが、旧エルミタージュ。

住居だった冬宮と、さらに造ったエルミタージュ劇場、新エルミタージュ。

 

全部完成するまで100年かかったとか…。

 

 

たぶんここ↓入り口付近だったと思う、

さすが元宮殿、美しい~。

 

 

あとはもう、詳細記憶薄で順不同ですが…

大理石が美しい<ヨルダンの階段>

 

 

一段とシャンデリアだらけ、


↑チラッと見えてる鳥は↓



ポチョムキンがエカテリーナ2世に贈った、からくり時計<孔雀の時計>

たしか動くところ観たような…。

 



帰国後、しばらくして日本で開催された展覧会でも観れた<大馬車>

日本で観たら、すごく大きく感じました~(笑)

 


モザイクタイルの床。

ちょっとイタリアっぽい?と思ったら、ローマ時代の浴場の床との事。

 



像があちこちにあるけど、かなり不得意分野…。

 



<ミケランジェロの間>の<うずくまる少年>

 



いるかっぽくないけど<いるかの上の死んだ少年>、ラファエロの弟子作。

この辺は説明を受けました。

 


とにかく部屋が美しい。

 


 

 

宗教画など…ロシア正教だけど、それほど見慣れない感じでもない。

 



<紋章の間>

元は舞踏会など開いた部屋。

 



<マジョリカの間>

 

 

 

<小イタリア天窓の間>

緑の壷は孔雀石。

 



<1812年戦争のギャラリー>

ナポレオン軍追放記念に、将軍の肖像画332枚が飾られている。

 



バチカンの回廊をコピーした<ラファエロの回廊>

 



<ピョートル大帝の間>

 

部屋数1050もあるから、観れるのはほんの一部。それでも早足。

 



 

立ち止まって観る暇もなかった品々↑↓…改めて観ると面白い(苦笑)



 

後ろの窓に見えるのは↑↓



<宮殿広場>旧海軍省とアレクサンドル記念柱。

あとで広場にも行きました。すんごい広さ。

 

 

 


こんなステキ空間で絵画観ちゃったから、

日本の殺風景展示空間が気になるクセが付いてしまった…。

 

 

でも、エルミタージュの3階(セカンドフロアー)は質素でした。

中国やイランの美術品の小部屋や、<ピカソの間>、<マチスの間>、

ルノワール、モネ、ロダン、カンディンスキー等々…画家ごとの絵画の小部屋。

(あとお土産コーナーがありました)

 

 

ここではツアーのガイド付かなくて、短い自由時間が与えられただけ。

猛スピード早歩きで、全ての部屋を観ました。

この画家ごとの小部屋で、初めて絵の「気」に圧倒され…

自分の中で、絵の見方が変わった瞬間でした。

もっと早く、高校時代あたりで観ておきたかったー!

 

4月末から、六本木で大エルミタージュ展 があるので行くつもり♪

貯蔵300万点の中から、何が来るかな。

 

 

おまけ

夜のエルミタージュ。

 

ロシア記あと1回、雑記等で終わりです。



 

芹沢友綺

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