(続き~)
河原の野湯を大満喫後、鐘釣駅へ戻ります。
下りて来た階段を上るのがツライ…。
過去に歩いてきた山より全然楽なはずなのに、
呼吸と心臓がついていかない。
駅で、欅平駅降りた先が通行止め解除されてないか、
ダメ押しで聞いたけどダメだった。(谷の野湯に未練)
仕方ない、今度こそ諦めて黒薙駅へ。
温泉&徒歩で暑くなってたので、丁度来た窓ナシ普通車両にしてみました。
もう昼で陽があるし、約30分なら耐えられる、きっと。
やっぱり窓有りより撮りやすい。
乗り出し注意のアナウンスがあるのも納得。
(私が言われたわけじゃなく、室井さんの案内の中でね)
ちょっと寒くなったけど、夢中だったから大丈夫。
黒薙駅に到着~。
唯一の旅館で立ち寄り湯をします。
また階段を上らねば…。
以前はこちらのトンネル(近道)が使えたそうだけど、今は禁止(なぜ?)
遭難しようが無くていいわ(苦笑)
途中、かぶさってくるような岩があったり、山肌を水が流れてたりしますが、
ちゃんと屋根付き。
青い橋の手前に、木製の古い橋が。
(いつのだか聞いたのに忘れてしまった…)
階段下りたらもうすぐ。これ後でまた上るのね…。
駅から20分くらいで到着!
旅館はこの日の宿泊を最後に冬季閉鎖に入るので、片付けが始まっている。
目の前に小さな薬師堂が。
受付で500円払って、川沿いを数分歩いて行くと
露天風呂(混)見えてきた~。
湯気の向こうに小さく看板…見えるかな。
山の中腹にはトロッコの線路が♪
ズーーーム!
男女別の着替えテント有り。
誰もいないけど、写真ここまで(悲)
ここから先、撮影禁止の札が…。
見学のみの人が入浴姿を撮ってしまうからかな。
ここもハイシーズンには混雑するスポット。
川っぺりで、作ってきたおかず等で、しばし昼食休憩。
そして入浴。
…が…めちゃくちゃ熱いっっっ!!!足浸けるのも一苦労。
岩を野生的に組んだ広い浴槽で、床は自然じゃなくて石タイル(?)で平ら。
どこか適温の箇所は無いか探す為、浴槽内を歩くのも熱くて唸ってしまう。
顔を見合う感じの円形型の浴槽。
タオル巻きOKだけど遮るもの無く明るいし、混雑時はキツいかも?
微妙な事なんだけど、居やすさ・居ずらさがありまして…。
せめて浸かれてればいいんだけど…。
今回は人が居なくて本当に本当に!良かったです。
開放感は抜群!(ただし虫多い)
しばらく水深5センチの所に座ったり寝たりしてたけど、
1人入りにいらしたのでさすがに寝ていられず、1度着替えて内湯に移動。
移動中さらに2組4人とすれ違ったから、結果いいタイミングでした。
内湯は旅館の中。
女性は露天も有り。(泊まれば男性時間も有り)
こんな景色を見ながら外通路で露天へ。
…また撮影禁止の札が…。
こちらでもテントがあって、そこで着替えます。
小さい岩風呂だけど、落ち着けてなかなか良かったです。
川よりだいぶ上の位置、山の岩肌が壁がわり。
余ったお湯がドバドバと川に流れ落ちて、湯気で景色が見えないくらい。
ふっと湯気が途切れると渓谷が見える♪
適温で、やっとお湯も味わえました~。
スベスベしつつギュギュッと感あり、湯上りサッパリ。
しばらく貸切状態で、あとで泊まりの方が1人だけ。
そして内湯にも。
小さいので最初2人いらして、もういっぱいって感じ。
でもここも落ち着ける。最終的には貸切状態でした♪
泊まってゆっくり浸かっていたい…さすが宇奈月の源泉。良い~~♪
通路にあった。
ぢぢいとばばあ(笑)
でも本当に、じーっとだまって浸かっていたい所でした。
名残惜しいけど電車に乗らねば。
階段をまたヒーヒー上がって…
舗装されて楽なはずなのにキツイのは、神輿不足のせいかも…。
戻ってきた~黒薙駅。
撮鉄納め。
この橋は後曳橋。狭くて深い谷で、見所の1つ。
端にチラ見えしてる普通車両で宇奈月に帰ります。
芹沢友綺
写真・文の転載禁止