ベトナム・カンボジア記、やっと最後です。
5日目。
4時起き、5時過ぎ出発で、アンコールワットの朝日鑑賞へ。
昨日気に入った聖池でスタンバイ。(右手ビデオ、左手デジカメ)
日の出直前。空の色、もっと劇的に変わるらしいんだけど…
季節で湿気とか違うから仕方ない。
昼間は閉じちゃう蓮の花が開いてます。
30分位ここに居たかなぁ。
遺跡から日の光が。
たくさんの人が待ってました。
欧米のグループはイスやテーブルセットして、
コーヒー飲んでました(ピクニック風)。
私もそんなゆったり目に過ごしたかった~。
日が出た瞬間、もう集合時間で(悲)ダッシュで集合場所へ。
ホテルに戻り朝食。今までに比べると少々質素。
でも目玉焼き頑張ってる。
食べたら出発。
ホテルから東へ13キロのロリュオス遺跡へ。
(アンコール遺跡は北)
アンコールより古い、790年から作られ出した都の遺跡。
まずロレイ寺院。
敷地奥に
僧侶になる勉強をしてる若者の住居。
バナナ、ドリアンなどなど色々成ってる。
遺跡すぐ横に、現代の寺院が建設されてて工事中でした。
次にプリヤコーという寺院。
似てるけど、こちらが最古。獅子と牛の像で見分けます。
祠堂から見た参堂。
しかし良く残ってると思います、このモロそうな材質で。
修復ももちろんアチコチしてるけど。
気候が変動していったらどうなるか…不安な感じです。
遺跡から草が生えてるのが可愛らしい。宮崎アニメみたい。
それからピラミッド型としては初の寺院、バコンへ。 (遺跡ラスト)
登る途中で、
またここにも額縁効果。
登った~。
隅の方にも像配置。
カンボジアの遺跡は全体的に、
大きくてビックリとか、高くてビックリとかの驚き系では無く、
人が作ったっていう温か味みたいなものがあると感じました。
昼食。取り分け式の最高峰(…)中華。
ツアー客に少しは慣れても円卓は…(辛)若干小食に。
午後、トンレサップ湖へ。
水上生活を見学…ってベトナムでも見たけど気が重い。
湖に着くまでの道には、けっこう立派な門構えの家もチラホラ。
(リゾート感覚?)
しかしそのうち、超~高床式になってきて、湖に家が増殖してる風景に。
船に乗って、水上生活の場を進んでいく。
船が、住んでる人の小舟を揺らす…。
途中、大きめな水上建物があって、観光の休憩所になってる。
お土産売ってたり
いけすがあったり
プチ・ワニ園状態になってたり。
テラス(屋根?)からの風景。
巡り終わって岸からの風景。
水上生活者はベトナム・タイの方まで広がっていってるそう。
ガイドさんは「観光で成り立ってるからまた来て」と言うけど、
この人達に恩恵が行き渡ってるとは思えない。
こちらもこちらで頑張って、お金と時間を使って来ているのだけど。
豪華なホテル・食事と、現地のギャップ。
移動中ずっと聞こえるガイドの言葉・内容…弱冠言い方も、かな。
帰り際、個人的な指摘までされて、空港で泣くところだった…↓↓
なんだか来た事自体、贅沢で罪悪感…みたいな…。
(完全にヤラレてました。だからなかなか日記も進まず…。
旅のアンケートも何も書けなかった。)
感謝しつつも「もっと援助が必要」とガイド。
ポルポト裁判費用として、ついこないだも日本は莫大な援助してたのだけど…。
「女は酒飲めない」とも言っていたが…
先に旅行した友人いわく、地元の人が行くクラブ(踊)があり、そこで女もガンガン飲んでたとの事。
ガイドの話・見たもの・帰国後知った事を総合すると、
援助は各国してるから、お金の行き先、格差が問題なんだろうな…。
格差は日本もだけどね…。
話戻って、
↓最後の立ち寄り場所。
中国人経営の観光客用市場。カンダールマーケット。
ここでは象柄の布を購入。
帰国後、母にクッションカバー作ってもらいました。
マーケット前にも市場。
地元向けにしては、ちゃんとしてる。
とっても気になった焼きバナナ。
これでカンボジアさようなら。
シュムリアップ空港から1時間でホーチミンへ。
痛んだ左耳が、また聞こえなくなった(痛)
でも軽食完食。
ベトナム航空のピリ辛ナッツがやたら旨い。
乗り継ぎの空港でお茶。
お洒落~だけど、空港価格。
ホーチミンはフランス統治時の影響が濃く残ってるそうで、
街見たかったけど空港出れず。
夕食も空港で。
フォー相変わらず旨い!
しかし!
この自分で入れる生野菜。
どうしても入れて食べてみたくて少~~しだけ投入。
…止めとくべきでした。帰国後、何日も苦しみました。
海外何度も行ってるけど、初だよ。
あなどるなかれ、生野菜…。
機内泊で、翌日早朝に成田着。
帰国したら喘息は沈静化しました。
耳はたいぶ長い間、聞きえかたがおかしくて、
痛み無くなるまで3か月くらいかかりました。
でも、見ないよりは、やっぱり見た方が良かった。
心身共に元気な時に行く事をお奨めします。
最後に1つ笑ったエピソードを。
遺跡で子供から買った本が、写真ないしメチャ古だったから
別の遺跡でもう1冊、男の子から購入。
あれ?ビニールに入って新品風だったよね(笑)
全然OKだけどね。
頑張った形跡が微笑ましい(でも合ってないょ…)。
カンボジアの子供達は、とても可愛かったです。
良い発展をしていけますように。
※長々とありがとうございました。