やっと写真の整理と心の整理(?)がついたので、旅行記再開です。
それでもネガティブ寄りです。
さて、2日目。
朝になってようやく、ホテル周辺を眺める事ができた。
でも、この時は特になんとも思わなかった。
後から考えると、この辺は湾の近くで一応リゾートとして開けてるから、
それなりの建物が多かっただけ。
そう気付くのは、もう少し後の事。
ホテルで朝食を取り、ハロン湾クルーズに出発。
「海の桂林」と呼ばれる世界遺産の場所です。
クルーズ出発地点には観光船がいーーっぱい。
景色は、無数の島々に靄がかかって、なるほど桂林ぽい。
いや、写真でしか桂林知らないけど。
山を数十分登って(階段になってる)、しばし上から景色を眺め、
ベトナム人のガイドさんが、「この部分は龍が昇ってるように見えます」
とか色々説明してくれ、それなりに楽しんでたのですが
「鍾乳洞なら日本の○○の方がスゴイわよ。」「ねぇ~。」と
たいした事ないってニュアンスでガイドさんに言う人達が居て…↓↓
それにしてもこんなに混み混みの鍾乳洞は初めて。
船あれだけ出してれば、観光客がいっぱいなのも当然か。
さらに船で進むと、遠目だけど水上生活の人々が居る場所に。
小さな学校も水上に浮かんでる。
いけすの観光客目当てのお店も船。
これだけでもカルチャーショックでしたが、
カンボジアではもっとドショックを受けました。
これまたこの時は、そんな事予測出来ず。
船に戻り、船内で海鮮料理の昼食。
しかし、また取り分け式…。
無理やり、要・コミュニケーションが、今回ちょっとキツイ。
呼吸苦しい中の観光だし。
(咳は出ずに人知れず苦しい喘息タイプの為、
迷惑はかからないけど分かってももらえない。
身近な人でもなかなか…。)
一人参加ならもっとマイペースで程よい距離感作れるんだけど…。
取り分け式だから、量も多く、大抵残るからもったいない。
この思いは、カンボジアに行ってさらに深まります。
鶏に見える岩や、犬に見える岩を眺めつつ、
食事が終わる頃には、港へ戻ってきました。
戻ってくると、即、排気ガスで苦しくなる。
次はバスで移動。
日本が援助した道を通ったり、
(ガイドさんから「この橋も日本人が…」「あれはフランス人が…」と説明がある)
中国から移動してきた日本や韓国の企業の工場横を通りました。
バイクの数がすさまじい…。
ベトナムの人も、マスクしてる人多数。
陶器の村、バッチャン村に到着。
800年以上前から、ここは陶磁器作りが続いているそう。
またバスに乗り、ハノイへ向けて出発。
道の脇で、しゃがんで果物をカゴに入れて売ってる人がポツリポツリと居る。
日常の買い物の場だそう。
ハノイに着いたら、もう夕食の時間。
野菜炒めなんかも味付けちょうどいい。
呼吸苦しいけど、食事が美味しいから乗り切れた気がします。
夕食後は水上人形劇を鑑賞。
1000年前から続く、ハノイの伝統芸能。
農民が祭りの時、暮らしや伝説を上演したのが元だそう。
↓人が見えないように糸などで操って(写真は最後の種明かしの瞬間)
人形だけが動いてるように見えます。
言葉が分からず説明もないからか、隣のおじさん爆睡。
起きたら奥さんに「あんまり良くないよ~。これは良くない。」と。
…寝てる時間の方が長かったのでは…↓↓
人形の動きは、けっこう繊細。
操ってる人の技術には感心します。
(人が見えた方が、スゴイと実感できる気もしますが。)
劇場の最後列だったんだけど、できるだけ前で見るのがオススメです。
観終ってホテルへ。
ホテル前の道が狭いとの事で、
大通りでバスを降り、少し徒歩。
夜になってもバイクの数がもの凄く、歩道も走ってたりするからコワイ。
ベトナムでは、車乗ってるのは金持ちで、普通はバイク(1台10万位)。
バイクが無いと生活出来ない、とガイドさんが言ってました。