5日目です。

 

昨日の夕食が遅かったのに、この日からサマータイムって事で1時間早まり、出発までに荷物もまとめなければならず(夜、帰国)…2時間も寝てません。日本でのサマータイムは導入反対っ!!

 

 

ナポリから高速大型船、40分でカプリ島へ。船が出るまでキオスクみたいな所を物色。観光地で、日本語がたまに変な、現地のガイドブックを買うのが好きで、今回ここで5冊目。存在を知らなかったおじさま、ネエさまも、すっかり現地ガイドブックファンに。各所で発見すると喜んでくれて、私も嬉しい。

 

船は満席。1人1列のバスとは違う。窓際から、おばさま、ネエさま、私、80代おばあさま。おばさま、ネエさま寝てしまった。私も眠い。けど優しくお話して下さるおばあさま。私が寝てしまうと話す人がいなくなる。いや、私が起きてるから気を使ってお話して下さってるのか…?とても可愛らしい方だから、おしゃべりしたいなら無視したくない…どっちだろ…。考え過ぎか?私…。

 

うぅぅ…眠い、着いちゃった。岩っぽいですカプリ島。思ったより荒々しい形状。

 

それでもリゾートらしい明るい雰囲気。すぐ中型ボートに乗り換え、青の洞窟に向かう。気持ちぃ~~。島に霧がかかるような天気で、色合い的にはちょっと残念だけど。風を受けて皆いい笑顔。

 

この位のボートなら私も運転できるんだよな~、運転したいな~。

 

洞窟入口にたくさんの中型ボートが集結。さらに手漕ぎボートに乗り換え待ち。洞窟入り口、凄く小さいんだけど~。「波が少しでも高くなると入れなくなる」って昨日からナイトがしきりに心配してたけど…納得。入り口1m位しかなくて、そこをボートで通ろうって言うんだから。海の状態が変わらない内に、早く入りたい。それなのに手漕ぎボートの順番を、次々と抜かされる。車と同じで、少しの隙間にどんどん入り込んでくるのだ~。んも~隙を与えちゃいかん!私が運転するよ!

 

やっと順番。揺れたらすぐ海水が入って来そうな小さいボートに6人詰め込まれる。入り口通過の時は体を寝かせなければいけない。ここで教訓。出来ればスリムな人の隣に乗りましょう。そうしないと自分がボートからはみ出て(はみ出ました)、入り口にぶつかる危険があります。波の上下の一瞬を突いて入り口に滑り込むので、スピード有り。船頭さんも勢いつけて寝そべるから、船首部分にいる場合、蹴られます(蹴られました)。

 

一気に洞窟内へ。真っ暗な中に、入り口からの光で輝く海水。蛍光ブルーーー!!思わず「何これ!」と言ってしまった。ダイビングで、ブルーホールと名の付く、やはり光の屈折で美しい青を潜って見てるけど、それより綺麗かも。

 

写真撮るのが難しい。暗い中で、光ってる物撮るのはブレやすいのに、ボートで揺れてるし。5分位で洞窟から出ちゃうし。寝そべったまま、島と手漕ぎボートと逆光の船頭さん撮れるかな、とカメラ構えてたら「あとで、あとで~」と船頭さん。中型ボートに移る時に、他の人にカメラ持たせ、私の腰を抱き写真に納まる。…いや、私が撮りたかった構図は…。まあ、明るくていいです。

 

 

 

 

港、マリーナ・グランデまで数十分、また海と島を眺める。あー地中海潜りたい。堤防で釣りしてる人もいる。あーー釣りもしばらくしてないなぁ。海スイッチ入っちゃったよ。

 

カプリ島はリゾート中心のカプリ地区とアナカプリという町に分かれる。港からバンで山道を登り、今回はアナカプリへ。日本では有り得ない塀の低さ。断崖絶壁だよ?その上、道細いのにスレ違おうとするからコワイ。ところどころに別荘らしき素敵な家が。でもこんな絶壁ギリギリじゃ、私だったらリフレッシュできないな…。

 

 

町に到着。可愛らしい白い小道にお土産屋さんや、洋服、ハンドメイドのサンダルのお店等が並ぶ。そこら中に生ってる名産のレモンを使った香水屋さんも。一軒のお店に案内され「リモンチェッロ」というレモンの食後酒を試飲。すきっ腹には強~い、けど旨~い。そして瓶の形が星型だったり月型だったり、色んな形があってカワイイ。レモン柄の陶器、レモンチョコ、レモンジャムにもテンション上がる。1度にごっそり、の買い方をナイトに驚かれる。他のお店でネエさまと、また本購入。タイル購入。ここで昼食の時間。初めて、時間区切られて良かった、と思った。

 

昼食は…ショック!ドリアだ、米だ。米を食べると胃が痛くなる私。しかし、味が嫌いなわけではないので空腹に耐えられずいただく。これ以外に道は無いし。結果、やっぱりちょっと胃が…でも調理前の米がパサパサしてそうで、日本のふっくら米より微妙にマシな気もする。魚料理の後、イタリアで最後のデザート。

 

何と嬉しい、美味しいです!レモン風味のクリームのケーキ。やっとおいしいデザート食べれたよ。