40 心の静寂
今日は私を幸せに豊かにしてくれた
心の静寂について書こうと思います。
生きることに苦しんでいた頃
心が混乱して騒いでいることすら
私は気づけませんでした。
心がざわついてることが日常となり
麻痺していたのです。
その時に感じていたのは
ずっと続いている重苦しさと
未来に対しての
言葉にならない不安と焦りでした。
頭の中では常に
ああなったらどうしよう・・・
こうしないと・・・
でも・・・
あれもやっていないし
これもやっていない・・・
なぜあんなことを
してしまったのだろう・・・
あぁ・・・取り返しが
つかないかもしれない・・・
あの人はなんで
あんな酷いことができるのか・・・
あのことは
絶対に許せない・・・
こんな言葉達が
渦巻いていました。
それらの言葉と響き合うように
私の感情も怖れや怒りで
揺れていたのです。
ある時
そんな言葉が頭の中で
ピタリと止まったことがありました。
その時は
心が疲れ果てて
壊れかけていたのかもしれません。
とにかく
頭の中の声が消えて
静寂が広がったのです。
それは
とても不思議な感覚でした。
私が置かれた状況は
何も変わっていないのに
これまで感じたことのないような
心の平穏を感じたのです。
私は驚くほど
今に満足していました。
この状態でいられることが
心から嬉しかったのです。
後から分かったことは
私を心から悩ませていたのは
私が置かれた状況ではなく
置かれた状況に対しての
心の反応と
心の反応に対しての
頭の中の声だった
ということでした。
常に怯え、常に怒り
常に考え続けていた心
常に話し続けていた
頭の中の声こそ
私の苦しみを
生み出していたものでした。
その心が疲れきって
反応できなくなり
その結果
頭の中の声も止まってしまった時
目の前に現れたのは
静寂でした。
その静寂を知ったことで
これまでの私の心が
いかに騒がしかったのかに
気づいたのです。
そして
この静寂こそ
私が求めていたものだと
分かったのです。
つづく