261 命の進化③ | 読むカウンセリング

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親からの虐待、両親の蒸発、いじめ、不登校、対人恐怖症、うつ、母の死は私のせいという罪の意識から解き放たれた心理カウンセラーが、自ら体験した心の癒し方をお伝えします。



261 命の進化③


危機的状況を体験したことで
私は命の進化を体験しました。

それまでこれが自分そのものだと思っていた
私の思考や私の感情は
ただの私の反応に過ぎず

思考や感情を支えていたものこそ
私だったのだと気づいたのです。


その気づきは
私の想像を超えた広い世界へと
私を導いてくれました。

私は私に振り回されることなく
私から自由になっていったのです。


怖れや不安
怒りや悲しみ
罪悪感や劣等感

その無限のループから抜け出し
穏やかに安らいでいられる場所を
見つけることができたのです。


その場所は「今」にありました。

あれだけ探しても
見つけることのできなかった安息の場所は
最も私に近い場所にあったのです。


思考や感情が私だと思っていた時
私に「今」はありませんでした。

常に
過去に対しての怒りや悲しみや
未来に対しての怖れや不安

あるいは自分に対しての
罪悪感や劣等感に飲み込まれていたのです。

そこには過去や未来に反応している
自分しかいませんでした。

私にとってそれが全てだったのです。


思考や感情を支えているものこそ
私なのだと気づいてから

私は思考や感情に
振り回されなくなっていきました。

以前と同じように思考や感情は
湧き上がってきましたが

「それは私ではない。
 それ私の一部だけれども
 ただの反応に過ぎない」


と、気づくようになり
静かに受け流せるようになりました。


そして私は
「今」を選べるようになったのです。

思考や感情から離れて
思考や感情を支えている命に
意識を向ける時

そこで
命に支えらている私と
命そのものでもある私を感じることで

静寂の中で
深い喜びと安らぎを感じられるように
なっていったのです。


「私は孤独でもないし
 私は無価値でもない。

 私は憎まれているどころか
 初めから命と深くつながり

 命の愛に包まれ
 命に支えられ続けてきたのだ」

 

つづく