174 やすらぎ
不安に押しつぶされそうになりながら
必死になって生きていた時
自分に何が必要なのか
自分が何を求めているのか
私にはよく分かっていませんでした。
毎日が同じことの繰り返しのように感じ
死ぬまでこんな時間が続くのかと思うと
ぞっとしました。
もっと収入が増えれば
もっと地位が上がれば
もっと有名になれば
きっと幸せになれるはず。
そう信じてただ目標だけを見て
走り続けました。
その結果、貯金の数字と
目標の数字だけが上がっていきました。
そのことと反比例するように
私の心は殺伐としていったのです。
人も自分も機械の歯車のように扱い
役に立たなければ
存在する意味などないと
強く思うようになっていきました。
幸せになりたくて
あんなにも頑張ったのに
私はいったい何をしてきたんだろう・・・
この先どう生きていけば
いいんだろう・・・
私は生きることに絶望し
心は壊れていきました。
不思議なことにそのことがきっかけで
私は自分にっとって一番必要で
一番求めていたものが何かを
知ったのです。
※詳しいプロセスは
幸せと豊かさを分かち合うカウンセリング2
に書いてあります。
私が一番求めていたもの
それはやすらぎでした。
今、この瞬間にただやすらいでいられる。
それこそが私が求めていたもの
だったのです。
やすらぎを手に入れて
後から気づいたことは
わたしにとってのやすらぎは
一人では手に入れられなかった
ということでした。
何の役にもったっていない自分
ただ生きているだけの自分に
静かに寄り添ってもらえること。
そしてそんな自分が
ただそこにいることを
喜んでいてもらえること。
そんな関係の中でこそ
私はやすらぎを感じることが
できたのです。
それからの人生にとって
やすらぎは私の一部となり
私の生きる意味にも
なっていったのです。