36 気づいてしまったことの重さ
自分と向き合い
記憶の底から湧き上がってきたもの
それは
「母が私の存在を迷惑がった」
という思いでした。
なぜ私がこれほどまでに
人から嫌われると思うようになったのか。
全てはここから始まっていたのだと
その時に直感的に感じました。
私は自分が気づいてしまったことの重さに
しばらくの間、耐えることができませんでした。
何かのスイッチが入ってしまったように
その思いから逃れるために
何か夢中になれることを求めたのです。
ジャンクフード、酒、本、仕事、ネット、ゲーム・・・
心の中を刺激で埋めることだけが
私にとっての救いだったのかもしれません。
それでも結局
私は私から逃げることはできませんでした。
何をしても、どこに行っても
だれと会っていても
苦しみは無くなるどころか
増していったのです。
私は自分と向き合わざるをえなくなりました。
これ以上自分から逃げる生活を
続けられなくなっていったからです。
そして、あの思いと向き合う
決意をしたのです。
私はノートの真ん中に
「母が私の存在を迷惑がった」
と書きました。
そして自分に問いかけたのです。
□母はいかなる時も
私の存在を迷惑がっていただろうか?
□私が母に迷惑がられたのは
私が悪かったからだろうか?
□全ての責任は
本当に私にあるのだろうか?
私はいくつもの答えを
ノートに書き殴っていきました。
そのプロセスは
とても苦しいものでしたが
様々な思いをノートに書いていくうちに
思いもよらない答えが
浮かんできたのです。
それは全てをひっくり返すような
答えでした。