15 カウンセリングを学ぶことへの迷い
目指す人物がハッキリしてから
私はよりカウンセリングを
学びたいと思うようになりました。
技術や知識よよも
カウンセラーの在り方が大切だと
思っていたのですが
カウンセリングを学べば学ぶほど
過去の偉人達が積み上げてきた
技術や知識の大切さが
少しずつ分かるようになっていきました。
・何を目的にカウンセリングを行うのか
・どんな人にカウンセリングが向いているのか
・カウンセリングの効果とは何か
・カウンセリングを行う上での判断基準は何か
これらの疑問に答えることなく
闇雲にカウンセリングを行うことは
ケガをしている人に
治療効果の分からない薬を
与えるようなものです。
そこには臨床データに裏付けられた
信頼に足る理論や技術
それに、心が傷ついていたり
病んでいたりする人に対する
倫理基準が必要なのは
当たり前のことでした。
私を悩ませたのは
そもそも心というあやふやなものに対して
こうすればこうなるという理論が
通用するのかということでした。
その理論が多くの人に
ある程度当てはまったとしても
当てはまらない人が
必ずいるのではないか・・・
そもそも、その理論を使う人の態度1つで
あるいは、相手との相性で
結果が全く違ってくるのではないかと
思ったのです。
またカウンセリング理論そのものが
個別に理論を提唱した人の数だけあり
それぞれのカウンセリング理論を
組み合わせたり統合したりした理論すら
あったのです。
何を学べばいいのだろう・・・
どんな理論や技術が
信頼できるのだろう・・・
答えを見いだせないで迷っている時
シンプルですが大切なことに
気づいたのです。
私でいい。
私の経験を基準に考えればいい。
自分が抱えている心の傷を
中心に据えて
この心の傷が癒されたと
私が実感できたものについて
深く学んでいけばいいんだ。
私の経験が全ての人に
当てはまるとは言えないが
私と同じような経験をしてきた人
私と同じような思いを抱えている人にとっては
役に立つことができるのではないか。
私の癒しの体験を
分かち合っていくということであれば
自分自身が納得できるのではないか。
そんなことを思いながら
私は自分を癒すことのできる
カウンセリング理論を探し始めたのです。