シャンパーニュへ ニコラフィアット編
アイのアンリ・グートルブのVISITを終えて・・・
お昼はすぐそばのこちらを予約済み(^^)v
アイ村のシャンパーニュ学校「Villa Bissinger」
プロ向け、一般向け、いろいろはカリキュラムがあります。
私たちがお願いしたのは、
「シャンパーニュとお料理のマリアージュ」コース!
ご挨拶を済ませ、さっそスタート・・・
グラスは3つ、並んでいます。
銘柄がわからないようにボトルを覆って
エチエンヌさん自ら注いでくださいます。
「さてさて、このシャンパーニュはいかがですか?」
と笑顔で問いかけられ、しばし真剣にテイスティング・・・
しっかりとした、酸のパワーを感じるシャンパーニュです。
舌になめらかです。 きれいな金色です(*^o^*)
最初のお料理はタイのトリュフ入りソース
マリアージュすることで、ミネラルと酸の豊富なこのシャンパーニュの
ポテンシャルがより引き出せる!とのこと・・・ フムフム、なるほど・・・
そのシャンパーニュとは、
「ビルカル・サルモン1998」でした!
シャルドネが60%、ビルカルサルモンとしては
ソースも重たすぎずレモンのような酸味が効いています。
またまたブラインドで注がれたシャンパーニュ。
今度ははっきりと下草やスパイスのニュアンスを感じます。
もちろん酸もしっかりとあるのですが、先ほどとは感じ方が
違います。力強く広がる酸です。口の中が熱くなるようなイメージ。
さあ、これは・・・
「ガティノワ 1998」
ガティノワ家プライベートセラーから特別に持ってきていただいた
そうです。だからヴィンテージは手書き(笑)、嬉しい!
エチエンヌさんはガティノワの従妹にあたるそう。フムフム
デザートもとてもおいしく、昨夜のレストランをはるかに
超えたレベルでありました (^-^)/
シェフは若くて(きれいな)女性で、予約が入った時にこうして
シャンパーニュに合わせたお料理を作りに来ているのだとか・・・。
デザートにもう1本開けてくださり、
終始にこやかで、本当に場が和みました。
「ワインの香りには世界差があるけど、
口の中の感じ方は世界共通だよ」 印象に残りました。
また、是非伺いたいです。ありがとうございました。
すっかりお腹もいっぱいになって、アンリ・グートルブでかなりの
量のシャンパーニュを買い込んだ皆さんはちょっとお疲れ気味(^^)
でも、VISITは続きます。そう、研修旅行は、ハードなのです・・・・!!!
午後はエペルネ近郊の「ニコラ・フィアット」へ
ニコラフィアットは1970年代に設立されたまだ若い会社。
共同組合の形をとっていて、約5000件のブドウ農家が加入しています。
これまで見学したメゾンとは異なる、巨大な近代的設備のニコラ・フィアット。
美しい工場はフランスで賞もとっているそうです。
シュイイのブドウ畑を見渡せる広い敷地の中にニコラフィアットはあります。
他の大手メゾンと異なり、ニコラフィアットは工場内すべてを隠さず、何もかも
開放して見せてくれます。
少量生産こそが高品質と思ってしまう消費者や、
醸造にロマンティックさを求める消費者が多い中、
現実的な巨大タンクを見せてしまうなんて、なかなかできないことです。
作られた見学コースだけを歩くツアーとは、迫力が違います。
果汁を移動するタンクも大きい!
豊富なアイテムが様々にディスプレイ
されています。
工場内の見取り図、絶対に迷子になる・・・(^^;
首が痛くなるほど見上げなくては
ならないステンレスタンク。
こうピカピカと曇りひとつなく美しいと、つい見とれてしまいます・・・
品種・クリュ毎に分けてタンクへ、1基900hl すごい・・・
ルミアージュ用のジャイロパレット
の数も桁違い・・・420基あるそうです。
瓶口に澱が集まっているのがわかりますか?
ぎっしりと・・・・重ねられて熟成中
「DEGORGEMTNT デゴルジュマン」
真っ最中でした!
もっともっと奥深くVISITは続いたのですが・・・
ちょっと省略させていただきまして・・・(^^;
素敵なテイスティングルームで、いよいよ試飲です
ひとりひとりに小さな流しがついて、
ワインを流したり、口をすすいだり、
ブラン・ド・ブラン
ロゼ
パルメ・ドール
パルメ・ドール・ロゼ
パルメドールは私も大好きなシャンパーニュです。
プレステージの風格を保ちつつ、エキゾチックな南国の
フルーツの爽やかさも持ち合わせ、
ツツツツツーーーーとなめらかに口に収まります。
こんな素敵はプレステージを2本もあけてくれて、
アン、ありがとうm(_)m
また、みなさんを連れて行きます!お邪魔でしょうが(笑)