『Grande TAKARAZUKA 110!』の彩海せらさんの目の効かせ方、ヤバイと思うのです 


あっあみちゃん…

いつの間にそんな目の効かせ方するようになったの!!と、慄いてしまいます



個人的な印象ですが『Deep Sea』から格段に彩海さんの目が効いてきているように感じています



あの時はお芝居『応天の門』ではお調子者の長谷雄くんで、『Deep Sea』がラテン物だったから、振り幅が大きくて強く印象に残っているという点はあると思います 



でもそれだけではなく、新公卒業後の大劇場公演でしたから、さらにステップアップされたんだろうなと思います




『Grande TAKARAZUKA 110!』では、アバンギャルドの場面では彩海さんが銀橋をひとりで渡り始めて後に若手さんを引き連れ、その後は本舞台でキメッキメに踊ったり、フィナーレの始まりでは銀橋の真ん中で礼華はるさんに歌い継いだり、と、個人の色合いを出せるところがあるので、ギラっとした目や持ち前の星が煌めく眼差しを見ることができます


他にも娘役さんと組んでダンスをしている時、ちょっと目を伏せて口元は軽く微笑む時の色っぽさ、と、本当に目が離せない… 



彩海さんの目の効かせ方には、父上や兄上の薫陶を感じます



個人的な思い込みなんですが、彩海さんの父上は、望海風斗さんだと思っています 


明日海りおさんが、毎空瞳さんのことを産んだ覚えのない娘と言われたように😊

(『CASANOVA』の宝塚千秋楽で舞空さんの組替について「産んだ覚えはありませんが、娘を攫われるような…」と言われましたもんね)


彩海さんは、望海さんの息子役も実際されていましたし、望海さんの青年時代もされていたし、彩海さんの最初の新公主演はもちろん望海さんのお役でしたもんね


そして兄上は、もうこれも個人的な思い込みですが朝美絢さんだと、思っています


彩海さんは、『凱旋門』『ファントム』『CITY HUNTER』の新公は、朝美さんのお役をされていましたもんね


きっと朝美さんをたくさん見て見て見たんだろうなぁと、胸熱になっちゃいます


『ファントム』はもう一人のシャンドン伯爵が彩凪翔さんでしたし、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』の新公でも、彩凪さんのお役を彩海さんはされていましたよね


すんごいキラッキラの血筋、キラッキラの英才教育


こうやって振り返ってみると、彩海さんは、目力と言われるような強さだけでない、目の効かせ方、目の使い方の引き出しをいっぱい作ってこられたんだなぁと、思います 



ジェンヌさんたちは若手時代に、トップさんや憧れの先輩のお稽古や舞台での姿を見て、人によってはお手伝いもして、いろいろなことを学んだというエピソードを聞くことがあります


その学びから自分の目指す男役像・娘役像を見つけて作り上げていく…

それだけに若手自体のトップさんや先輩の影響を受けるものだろうと思います


例えば礼真琴さんの歩き方は、柚希礼音さんを彷彿とさせます


特定の誰かの影響ということはなくても、その組らしいお芝居やダンスや雰囲気をまとっていく、というものありますよね



彩海さんも同じように若手時代に見てきたこと・感じたことを根っこにして、男役を極めようとされているだなと感じます



男子三日会わざれば刮目して見よと言いますが、破竹の勢いでスター街道を歩んでいる彩海さんも、舞台を観るたびに、勝手に刮目しちゃっています



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