先日『1789』を観劇して、再確認したことがあります。




舞空瞳さん(ひっとん、なこちゃんにはなんだか馴染めてなくて〜)は、花組時代に仙名彩世さん(ゆきちゃん)のことを、きっといっぱい見て、感じて、学んで、吸収しまくったんだろうなって。




ゆきちゃんは、本当になんでもできるトップ娘役さんでしたから、あの時花組に在籍していた娘役下級生は、きっとみなさんゆきちゃんから学ぼうとされていたことだろうと思います。




ひっとんは、新人公演でゆきちゃんのお役をやったのは1回だけでしたが、組配属直後から抜擢されていましたら、きっと近い将来を見据えて一番のお手本にしてきたんだろうなと想像しています。




ひっとんもゆきちゃんのようにダンスが上手ですしね。

しなやかで強い体幹を持っていて、身体を自由に動かして豊かに表現するダンスには、惚れ惚れと見惚れます。





「受け継いでいるもの」と言っても、演劇論を知っている訳でもなく、声楽やダンスの知識や経験がある訳でもないので、何をどう受け継いでいるかを理論的に解説できる訳もなく、全くの個人の感想というか、もはや思い込みレベルのことですが(^^)



ただ「これはゆきちゃん譲りに違いない♬」と感じたことがあります。

それは、パレードの階段降りの後の動きなんです。




トップ娘役さんが舞台中央でお辞儀をした後、大階段にはもうトップさんが降りてきていますよね。

だからトップ娘役さんはみなさん小走りで立ち位置に戻られます。

その小走り具合が、可愛くていじらしくて、その姿は一瞬のことだけれど頬がすぐに緩みます。




みなさん「早く戻ってお迎えしなきゃ♬」って感じで、直線的に立ち位置に戻られます。

でもゆきちゃんはこの時、いつも少し弧を描くようなコースをとって、トップさんの前を早く広く開けようとしていたのです。



うまく説明できている気がしないので、図にしてみました〜

この図のピンクのコースを、ゆきちゃんはとっていたのです。

     

   

このゆきちゃんの動きに初めて気づいた時、「ゆきちゃん流石すぎ」って唸ってしまいました。

これは他のトップ娘役さんがされているのを見たことはありません。(過去にはいらっしゃったかも知れませんが)





『1789』で、ひっとんもこのコースをとって立ち位置に戻っていたのです。

偶然することではないと思うので、ゆきちゃんから受け継いだと、思い込んでいるのです。(思い込み強し)




だって、ひっとんは星組への組替の時に「産んだ覚えはありませんが娘を嫁に出す気持ち」って当時のトップ明日海りおさんが言ったので、言わば明日海さんの娘な訳で、ということは、ゆきちゃんの娘な訳ですしね(^^)





あれやこれやと思い込んで楽しんでいます。

  


 

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