ああ、とうとう終わっちゃった。

雪組宝塚大劇場公演・・・。

 

楽しかった。

素晴らしかった。

 

以前にも書いたとおりお芝居・ショーともにこんなに大好きな公演は久しぶりで、観劇するたびに心が思いっきり動きまくって、ぐったりするぐらい楽しかった。

 

望海風斗さん真彩希帆さんはじめ雪組生のみなさま、ありがとうございました。

お疲れ様でした。

 

 

終演後ご挨拶で望海さんが、この公演が、場面の1つでも、台詞の1つでも、歌の1曲でも、誰かの表情の1つでも、お客様の心に残れば嬉しい、ということを言われていたけれど、私の記憶力は低下してきているけれど、それでもずっと覚えていたい公演だった。

心が動いた感覚はきっと忘れないと思う。

 

 

以下、勢いで物語や場面の具体的なこと書きます。ご判断をお任せします。

 

 

 

『ひかりふる路』

12日の火曜日に観た時、望海さんすごっ!って思ったけれど、そこからまた進化されていたように感じた。

 

12日はエネルギーが溢れていたように思う。深いところで静かに熱くエネルギーが滾っているように、歌や台詞から感じた。

 

千秋楽はそれも通り越した力みのなさを感じた。

 

 

そのせいかもしれないけれど、ダントンとの食事の場面は、熱量がそれはもうすごかった。

望海さんも彩風咲奈さんもすごかった。

 

命を賭けたロベスピエールとダントンのやり取り。

賭けている命は、ダントンの命。

ロベスピエールがダントンに歩み寄るか、ダントンがロベスピエールに歩み寄れないと、待っているのはダントンの死。


ああ、ロベスピエールの方が失いたくないと恐れていたんだって、だから硬い表情のままほとんど目も合わせられないんだ、とやっと気づいた。

コツコツコツという時計の音だけが響くこの場面。

この時計の音がダントンの命のリミットを刻んているように感じた。

 

「私を侮辱するのか」と激昂した後、テーブルにずっと突っ伏したままのロベスピエールの姿が、なぜ分からない?どうして分かってくれない?分かってくれ!って心の中で叫んでいるようで、見ていていつも以上に苦しかった。



 

ダントン粛清の後のロベスピエールの「そうか」の4段重ね、最後の「そうか」に込められた(隠した)思いの深さが増したように感じられて、ため息が漏れた。

もう絶品。





革命3兄弟の色合いの違いも、観るたびにさらに鮮明になってるって感じてた。



冒頭ロベスピエールが銀橋で「ひかりふる路」を歌ったあと、仲間たちの輪に戻るところのダントンとデムーランの表情が大好きだった。


ダントンの、少し腰を屈めて、両腕を広げ、手を来い来いって動かしながら、ロベスピエールに向ける兄貴な笑顔。

 ロベスピエールが仲間なんだってことの嬉しさが溢れてるデムーランの笑顔。


みんなが希望に向かって進み始めたって確信してた時。でも、その希望はちょっとずつ違ってたんだろうな。




千秋楽では、ダントン辞職の場面のデムーランが堪らなかった。

悲しそうで、寂しそうで、辛そうで。

ダントンの優しさや真っ直ぐさを感じた。




 

『SUPER VOYAGER!』

やっぱりどの場面も楽しくって。

 

でも中詰はやっぱりこれまで以上に楽しかった。

 

望海さんの『You'd be so nice to come home to 』は、先日感じたオラオラ感は薄め。

でもため息多め。

色気多め。

ありがとうございます。

 


真彩さんの登場、ちょっと広げた左手の指を唇に軽く当てて「あぁいラブラブ

色っぽい。可愛い。

公演期間中に「あーい」「あい」「あぁいラブラブ」って3パターンを楽しませていただきました。

すごいな、こんなバリエーション出してくるなんて、真彩さん。

 

出てくるだけでやっぱり目を惹かれてしまう。

存在感が増してきたように感じた。なのにまだまだ伸びしろも感じさせてくれる真彩さん。好き。

 

 

この中詰で望海さん「千っ秋ー楽っ!!!!」とシャウト。

あの戦隊モノの羽根、すっごい揺らしておられた。NOW ON STAGEで羽根(というか金色の飾り)とお友だちになりたいと望海さんは言われていたけれど、随分お友だちになられたように見えた。



銀橋に皆さんが並ぶ中詰最後。

望海さんがステップ踏みながら羽根を揺らす姿を、ふとした時に脳内リピート再生してしまってる。



 

千秋楽アドリブは、もちろんアイドル場面も。

彩凪翔さん登場のところで「千秋楽ビックリマーク

朝美絢さんは「(千秋楽まで、だったかな?)ありがとうございましたビックリマーク」って、煽り気味なのに敬語(笑)

最後銀橋で彩凪さんが「良いお年を」。

最後の最後は彩凪さんと朝美さんでお互い投げキス。お2人ともめっちゃ楽しそう。

 


 

前後するけれど、マフィアと踊り子とジゴロの場面。

クラブ歌手をされている沙央くらまさんが前に出て来られた時の拍手がとっても温かくて長くて、沙央さんは雪組ファンの皆さんにも愛されているんだなぁと感じて、泣いてしまった。

 



 

あああ、今年の宝塚大劇場での観劇がこれで終わった。

この劇場でこの1年もいっぱい気持ちを動かして、楽しかったな。

ありがとうございました。

 


観劇納めは『タカラヅカスペシャル』のライブビューイング。

明日海りおさんと望海さんを同時に観られる幸せに、私、耐えられるかな?と心配になってきた。

 



土曜のタカラヅカニュースで千秋楽映像が放送され、ご挨拶も放送されましたね。

1つ前の投稿、やっぱり漏れ・抜けいろいろありました。ご容赦ください。

私の印象ということで、敢えて訂正をしていません。重ねてご容赦ください。


 

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