くも膜下出血発症から、今日で1年が経ちました。

2015年5月31日深夜、シャワー中に突然激しい頭痛に襲われ、翌朝行った病院でくも膜下出血と判明、大きい病院へ移ることになり、人生初の救急車、入院、手術を経験...。

あの日のことは、今でもはっきり覚えていますし、これからも忘れることはないと思います。



退院後も数か月は頻繁に頭痛が起きたり、頭がふわふわしたりしていましたが、最近はだいぶ減りました。

今も時々頭痛は起きるけど、元々頭痛持ちなので仕方ないです...。

手術を受けたため頭の中にコイルがあることと、抑うつ状態になってしまったこと以外は、ほぼ発症前の状態に戻っています。

3か月に1回の検査でも特に問題はなく、次からは半年に1回になりました。

あとはメンタルの問題だけですね。

私の抑うつは、くも膜下出血による脳のダメージから来ているもので、これは時間はかかるけど必ず良くなるそうなので...。

いつか良くなると信じて、今はじっと耐えようと思います。



発症した人のうち、3分の1が命を落とし、3分の1が後遺症が残り、3分の1が社会復帰できると言われているくも膜下出血。

現在抑うつで大学を休学中なので、まだ社会復帰とは言えませんが、そんな病気から命を落とすこともなく後遺症が残ることもなく助かり、元の生活に戻ることができて、本当に良かったです。

最初に行った病院で、くも膜下出血を発見してくださった先生、搬送してくださった救急隊の方々。

私の命を救い、回復に尽力してくださった、主治医の先生をはじめとした脳神経外科の先生方、看護師さん、理学療法士さんなど、入院した病院のスタッフの方々。

抑うつになってからお世話になっている、心療内科の主治医の先生。

そして、ずっと私のことを気にかけ、心配し、支えてくれる、家族、大学の先生、友人、ブロ友さんたち。

全ての方に、感謝の気持ちでいっぱいです。

本当に本当にありがとうございます。



せっかく助かったのに、今は抑うつのため大学にも行けず、働くこともできず、周りに迷惑かけてばかりで、罪悪感や自己嫌悪を常に感じています。

生きてる意味が分からなくなって、正直消えたいとか死にたいとか思うこともあります。

でも、あの日、死を意識したとき、「怖い。」「まだ死にたくない。」と感じたことを思い出すと、そんなこと思ったらいけないな、と思います。

それに、私は周りの多くの人の力があって今生きている、生かされているのだから...。

その人たちのためにも、ちゃんと生きていかなければいけません。

特に両親には心配や迷惑をかけっぱなしなので、抑うつが良くなって、大学を卒業して、就職したら、しっかり親孝行しようと思います。



自分の身体を自由に動かせること、話せること、ご飯を美味しく食べられること、お風呂に入れること、眠れること。

学校に行けること、ゲームやピアノ、買い物などの趣味を楽しめること。

くも膜下出血になって、今まで当たり前だったことがとても幸せなことだということに気付かされました。

抑うつが良くなり完全復活するまで、まだまだ長い時間がかかるし、できないことも多く、周りにも迷惑かけると思いますが...。

これからは、ゆっくりでも、のんびりでも、少しずつでも良いから前へ進み、命が助かったことに感謝しながら、真面目に生きていきたいです。