◆前回からのつづきになります。

 前回の記事はこちらーーーー→エムケーカイロプラクティックの調整方法って?その2 | 鹿児島エムケーカイロプラクティック (ameblo.jp)

 

4.足の長さと内・外の開き

 

 足の長さの違いは、大まかに言えば骨盤全体の歪み、腰椎のズレ、腸骨の前方や後方のズレによって起こります。特に腸骨に関しては、他の場所を調整する時にも必ず調整していなければならないほど重要になります。

 

 それと、股関節や膝の痛みも元を辿ると腸骨のズレに影響されます。特に股関節の可動域は腸骨の内側と外側への開きも影響しており、これと仙骨の前方のズレとも結びついてきます。これらの検査も細かく行います。

 

●この調整はうつ伏せで行います。腸骨の前方と後方のズレは両手で仙骨と腸骨をしっかり支えながら調整します。内・外の開きは、当院の特許と言える調整方法で調整していきます。

5.仙骨の仕上げ

 

 仙骨の本格的な調整は、上で紹介した調整した骨が、後にズレにくくする為に細かい所も一つ一つ取っていきます。しかし、本格的な調整をするには条件があります。それは前述の「腸骨」の噛み込みが無いことです。

 

 噛み込んでいる時に全部調整すると、筋肉に支えが利かなくなり、逆にズレやすくなったり、施術後に歩くのもキツイほど力が入らなくなったりします。

 

 噛み込みがあった場合は次回以降に行います。3日以上空けてから再度来院していただき、再検査で噛み込んでいなければ先に進めて全体の調整に移ります。

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◆次回に続きます。

 次回はこちらーーーー→エムケーカイロプラクティックの「SAテクニック」って? | 鹿児島エムケーカイロプラクティック (ameblo.jp)