昨日(平成9年12月2日)は大阪まで異業種交流会に参加しに出かけた。
行政書士の横須賀先生(http://yokosukateruhisa.com/
)の講演や普段ブログでしかお目にかかれない生のブロガーの先生方とお会いすることができ大変有意義な交流会であった。
横須賀先生は本を執筆されていて、私も独立の準備をしている間に拝読し、少なからず感化された方である。
交流会の後、懇親会で占いの先生。(http://ameblo.jp/renhou-kaiun/
)の横に座らせて頂いた。
いろいろと話をしているうちに話題がポジショニングの話になってきた。
ポジショニングとは顧客が持つ自社や商品のイメージが競合と比べてどの位置にあるのかを考える手法である。
ポジショニングの肝は、「顧客が持つイメージ」という点である。
市場が成熟化しているため、盛んに差別化といわれているが、その差別化されたイメージが顧客の想像からかけ離れすぎていては効果は発揮しない。
ポジショニングを考え出したアメリカのトッド氏の著書の中にこんな話がある。
7UPというソフト・ドリンクを初めて市場投入する時、「ホワイト・コーラ」として売り出した。
当時はコーラ以外、アメリカではコーヒー、紅茶を除いてソフトドリンクはなく、全く新しいソフト・ドリンクは大衆にとっては未知のものであった。
人は未知のもの、わけのわからないものにお金は出さない。
そこで7UPのマーケッターたちはコーラの知名度を逆手にとり、全く新しいコーラというコンセプトで「ホワイト・コーラ」というキャッチコピーで売り出したのである。
(トッド氏の本には商標がどうなっていたかには触れられていないため法律的に問題になったかどうかはわからない。)
これはコーラの持つイメージを活用したポジショニングの例である。
もしこれがコーラのライバルということで全く新しいイメージで売り出していたら、7UPの売行きは芳しくなかったであろう。
おまけにコーラという名前を使ったために、マーケティングコストは格段に安くすんだ。
これが全く新しい概念(イメージ)の商品として市場に投入していたら、市場が7UPを理解するまでに時間がかかり、失敗していたに違いない。
反対の事例は日本であった。
具体的な内容は忘れてしまったが、NECは以前、ポジショニングに失敗しPC市場でのシェアを大きく落としたことがある。
確か「従来のPCとは違う」というキャッチフレーズであったと思うが、製品の外観はPCなのである。
「PCと違う」と謳っているのにPCの姿をしていては、消費者は理解できない。