SGをバラバラにして約2週間。

なんとか元の形へと戻ってきました。

 

ピックアップを元に戻し、

次は割れていたエスカッションをパテ埋め、

金属がむき出しとなっていたピックアップカバーと共に塗装しました。

 

こちらはプラモ作りが趣味の私には得意分野です。

久しぶりのエアブラシでの塗装でしたが、

なんとか上手く塗装出来ました。

 

この状態まで完成、テストをしたのが3日ほど前のこと。

テストで気になったのはタップ時における生音の音量低下です。

ふだんコンプをかけっぱなしにする私にはさほど気にもならないんですが、

このリペアを行うにあたり調べた、

他のピックアップの接続方法も気になります。

パラでの接続だと・・・

フェイズアウトではどんな感じ・・・

気にしだすと放っておけない性格なのでテストをしてみる事にしました。

ただ一番上の画像のように、

キャビティー内まではタップでは一般的な3本配線としていた為、

またもやピックアップを外す羽目に・・・

元から4本配線とするには、

ピックアップカバーまでも外さなければならなかったので、

けっこう大変でした。

テストはハンダ付けまでして行うのも大変なので、

ミノムシクリップによる簡易接続です。

 

未だに磁力の方向とコイルの巻き方による位相?について、

完全に理解できてないので間違ってるかもしれませんが、

フェイズアウトだとキンキンすぎる音で私には向きません。

パラレルでの接続はコイルタップのように音量低下も起こらず、

また音質的にはシングルっぽいので、

タップよりこちらの方がいいかも。

ただ今回のリペアは、

前オーナーがいじくり倒していた配線を元へと戻し、

SG本来の音を再現させるのが目的だった為、

元のタップでの配線で暫くは行きます。

ピックアップの配線を4本出しとしてあるので、

簡単に改造できますしね~♪


キャビティーの蓋の裏にはアルミテープも貼って置きました。

 

少しはノイズの面で効果があるでしょうか・・・



今回、初めてギターの配線をやり直し思ったことは、

仕組みと構造さえ理解すれば簡単だって事です。

ハンダ付けさえ出来れば、

簡単にチャレンジ出来ますよ~

 いつになるか分かりませんが、

次回はコンデンサー容量によるトーン変化を試してみたいと思います。

フルテン状態だと音質変化は無いのかなど、

興味は尽きません。