エアアジアＪ ダイヤ１５分繰り上げ
９月から 成田の「門限」対策
全日空系の格安航空会社（ＬＣＣ）「エアアジア・ジャパン」は、９月１日から成田－那覇線の運航ダイヤを現状から１５分繰り上げると１７日発表しました。最終便となる那覇－成田線の成田到着予定時間を現状の午後９時５５分から、９月以降は午後９時４０分へ１５分早め、成田空港の離着陸制限がある午後１１時までに到着できるよう、余裕を持ったダイヤに改め、欠航などの運航トラブルを少しでも防ぐ対応となる。
エアアジアは成田を拠点に現在２機で１日１２便を運航していますが、最終便の那覇発成田行き（午後９時５５分到着予定）などで１時間程度の遅延が常態化。今月１２日には、成田到着が午後１１時以降になるとの理由で、飛行中に行き先を羽田空港に変更する事態もありました。
ＬＣＣをめぐっては、日本航空系のジェットスター・ジャパンでも騒音対策のための飛行禁止時間が始まる午後１１時までに、拠点となる成田に着陸できなくなるケースが生じ、１カ月余りで計６便が欠航した事例が相次いでいます。