【今週の主な予定】
３／２６（月）
○核安全保障サミット
○柏崎刈羽原発６号機が停止
３／２７（火）
○ＡＩＪ年金消失衆院金融委が集中審議
３／３０（金）
○大阪地検証拠改ざん
隠蔽事件判決
〇完全失業率・消費者物価指数（２月）
○プロ野球開幕
４／１（日）
〇大学４年生・企業選考活動スタート
〇「三洋」ブランド原則廃止
○ミャンマー連邦議会補選
○熊本市が政令指定都市に移行
今週の主な予定ですが、きょう２６日には核テロ防止の国際的な協力体制の確立・強化を目指す首脳級国際会議「第２回核安全保障サミット」が２６、２７の両日、ソウルで開かれます。
昨春の東京電力福島第１原発事故を踏まえて原発の安全対策も討議されます。５３か国、４国際機関の首脳らが出席する今回のサミットは核テロの未然防止が主な目的ですが、ここにきて来月に打ち上げが予定される北朝鮮の衛星打ち上げの件についても議論になりそうです。
同じ２６日には、東京電力の柏崎刈羽原発６号機（新潟県柏崎市・刈羽村）が２６日未明に、定期検査のため運転を停止し、これにより東電の原発が全てストップすることになります。福島第１原発事故以降、定期検査入りした全国各地の原発は安全性への懸念などから運転が再開できず、これによって国内にある５４基のうち稼働中は北海道電力泊原発３号機（北海道泊村）の１基だけとなります。
２７日には、衆院金融委員会でＡＩＪ年金消失の集中審議があります。ＡＩＪ投資顧問を巡っては同社の浅川社長が「裸売り」という損失を限定しないリスクの高い金融派生商品取引で運用を繰り返し、集めた年金資産の大半を失ったことが２３日、証券取引等監視委員会の調査でわかりました。厚生年金基金の中には国からの代行部分が返済できず厚生年金基金に参加している企業が倒産する懸念があるだけに、ＡＩＪの動き今後どう動くのでしょうか。
３０日にはセ・パ同時にプロ野球が開幕。新年度の１日にはバナソニックとの統合により「三洋電機」のブランドが原則廃止になります。ただしＳＡＮＹＯブランドが強く支持されている海外の一部地域や機器についてはブランド名は残ります。同じ１日には熊本市が政令指定都市に移行します。