“愛してるのに’93大阪城ホールライブバージョン”
になっています。
このライブには思い出がありまして…
夫と二人で行く予定が、急遽急ぎの仕事が入り、私一人で行くはめに…
高速道路大阪方面めっちゃ苦手なんだけどなぁ…
と思いつつも、どうしても行きたかったので頑張って車を走らせました。
桃山台に駐車して、地下鉄御堂筋線に乗って梅田まで、それから大阪から環状線に乗り換えて大阪城公園駅まで行きました。
ほとんどがライブに行かれる乗客だったと思います。
ホールに着いて外で待っていますと、大勢のファンの人だかりで、 胸が高鳴ってきました。
ライブ会場に入り、たっぷりと剛のパフォーマンスを満喫し、いよいよラストに近くなる頃、駐車場閉鎖に間に合う時間に出ないといけないので、時計を気にしていたら…
「時間あるかい?」
と剛の声が…
そしてピアノの弾き語りを始められ…
“ひとつだけ~聞いてもいいかい?君が眠るその前に…”
と、ガラガラのハスキーボイスで歌い始められました。
(なんて素敵な声、なんて素敵な曲…)
と聴きたいのは山々でしたが、時間がない……
泣く泣く会場を出ました。
ひとり誰もいない通路を通り、駅まで急ぎ、電車に飛び乗り、駐車場まで…
何とか間に合いましたが、夜0時近い時間帯で、大阪の夜道も慣れていなく、高速に入る道を間違え、どんどん何か市内の住宅街の方へ…
灯りもまばらでお店も開いてなく、ここらへんは一体どこねやろ…?
と、心細く走っていたら、「豊中警察署」の建物が…
(あぁ…ラッキー!)
警察署で迷子になったことを伝え、道順を教えていただきました。
下の道をしばらく走り、二つ向こうの宝塚から中国自動車道に入り、何とかかんとか帰宅できたというエピソードがあるのです。
あれからもう20年…
嘘みたいな年月だわ。
このライブバージョンの観客の叫び声の中に、
「剛ありがと~!!!」
と、私の声も入っているかもね…
今でも大阪の道は一人では無理!