こんにちは。
カメラ屋さんとかぶらぶらしてると一番疑問に思うことがあります。

何で何ミリ相当とかマイクロフォーサーズとかAPS-Cとかで書くのかなと思います。

同じ大きさで撮れても、描写は同じではありません。
フルサイズ換算何ミリって言ったほうが確かにわかりやすいのは確かかな?気持ちはわかりますが。

ただ、何も知らないと同じだと思って当たり前だと思います。ちょっと注意が必要です。混乱招くので何ミリ相当ってのは違うかなって個人的には思います。

遠くのものを細かい部分まで写すのはやはり焦点距離の長いレンズが必要です。
撮影時に、マイクロフォーサーズで300mmでフルサイズの600mm相当で写ると言ってますが、距離での描写(解像度)の限界は、フルサイズの300mmと大体は同じです(画角は違いますが)。レンズ自体設計の解像度も影響ありますが。

被写界深度(写る範囲が広い(深い))はもともとのレンズは300mmの絞りの範囲なので、フルサイズの600mmの絞りの範囲が違います。画角は600mm相当で、被写界深度は300mmのレンズになります。
(300mmレンズで写ってる範囲を撮影時にトリミングしてる感じです。)

レンズによって、描写力は違いますが遠くのものを細部よく写すには、焦点距離の長いレンズは必要になってきます。

マイクロフォーサーズの利点は、同じ画角でも、被写界深度は深く写るので大きく写す場合は有利になります。フルサイズだと絞りこまないとピントが来ない場合でも比較的開放でも全面にピントの範囲がくるので、シャッター速度も感度も稼げます。
レンズもコンパクトですしね。しかもブレにも強いです。

テレコンをつけて、倍率をあげても同じ話です。元のレンズの被写界深度は変わりません。1段、2段暗くなったりしますが、写るピント面の絞りの範囲は一緒です。
クロックUPも一緒です(明るさは落ちません。あとでトリミングしてるのと一緒です)。

センサーサイズが、マイクロフォーサーズだと小さいので、暗い部分の描写は苦手だったり、どうしてもつぶれもありますし、明るい部分は白飛びしますが、光の条件を気をつけていくとフルサイズの描写には負けないと思います。
マイクロフォーサーズだから解像感がないとかは間違いかなと思います。
撮影距離に注意と光の状態を見ることが大事になります。

どうしても機材の特性があるので、利点と欠点がわかれば、作品作りにも活かせてくると思います。

野鳥、動物撮影でおすすめはAPS-Cやマイクロフォーサーズかなと思います。
機材軽くしないと持ち運ばないのもありますが、価格もびっくりしません。
重い機材ばかりだと、三脚固定だったり、写真の絵もワンパターン化して、自分の写真みたいになります^^;

機動力ってすっごい大事です。
フルサイズが良いばかりではないので自分に合ったシステムを探してはと思います。

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