時代と共に世の中も移り変わります。
今までのホテル・旅館経営は自分の店だけお客様が来ればよかった考え方から、
お客様に回遊していただき、色々なお店で色んな事を体験していただき、
お金を色々なお店で支払う。
例えば、朝の朝食はホテルで出すのではなく、
近くのカフェに移動してもらい、カフェで朝食を取ってもらうと、
金額が安くできるサービス。(カフェも儲かるし、朝の6時からのホテルの朝食の社員が休める)
こんな取り組みを、街1番の大きなホテルが考え、
地域の方からも、閉店しようと思っていたカフェが、
息を吹き返し、さらにインバウンドなどを通じ
外国人に体験して頂くことで、SNSを上手く使い、友人や知り合いにも拡散していき、
そのお店も街自体も、息を吹き返すことができていっている様です。
街の有力施設による戦いから、町全体へと変化したことが
行政も巻き込んだ戦いへと移り、街ぐるみの総力戦になっている様です。
『人が集まる会社』から『人が集まる街』へ
この様な切り口の取り組みが、時代と共に大切になってきている様に感じます。