あたし、ひとりぼっちだ。
あんなに欲しかった土日休み。
なのに、なんもうれしくない。
だって、うちにひとりでひきこもってるだけ。
出かける先はスーパーかレンタルビデオ店だけ。
おしゃれも、化粧も、意味なんてないじゃん。
あたし、なんでこんなとこいるんだっけ。
昨夜、彼に言った。
本気で転職を考えているようには思えない、今の会社にいたいならいればいい、と。
わたしの目には、彼は今のまんまが心地よくて、テキトーでいい加減なのがラクでいいんだろうと感じる。
なんだかんだでもう4年めで、器用に業務をこなせるし、それなりに楽しいし、やっぱ好きなことやし、職場の人とつるんでたいし、って、そーいう思いがあるんちゃうんかな。
慣れた作業をこなしてそれなりの給料もらえて、美人でかわいいバイトにもちやほやされたいし、休みの日には打ちにいきたいんでしょ。
だったら、そーしてればいい。
あなたにはそれが合ってるよ。
仕事かわったって、中身はかわんないんだから。
たとえば男ばっかの職場になったら、むさ苦しくてやってられんでしょ。
「ふつーの」会社じゃ、つまらんでしょ?
美人にかわいがってもらえない毎日なんて耐えられんでしょ?
なにかひとつなら我慢するよ。
お金なくても、あたしだけを一途に思ってくれるならいい。
女にだらしなくても、稼げてるなら文句言わない。
でも、ちがうやん。
あたし、なんでいまここにいるんやろう。
彼のこと、いま、ほんまにちゃんと好き。
惰性じゃない?
独占欲じゃない?
ここまできといて、とか考えてない?
きっと、なくせない。
今さら、ってのも勿論あるけど。
なくしたら、あたしはどーなるだろうか。
けど意外と、大丈夫かもね。
すぐ別の男に甘えてるかもしんない。
ただね、他の男のとこいこーったって、早いうちに出発しなきゃ、着地点さえなくなっちゃうよ。
あたし、気づいたらもう、25だよ。
そろそろ、見切りつけるならつけて踏み出さなきゃ。
本当はね、彼が人に胸張って言えるような仕事について、お金の心配も女の心配もなくなればいいんだけど。
って、そんなのさ、もはや彼ではないよね。
じゃあ、あたしの言う理想の人ってやつに出会いにいけばいいんじゃない?
そんなん、どーせできないけど。
あぁもう、早く帰って来いよ。
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