フィギュア裏解説者のあたくしです。

本業は女子だけど、男子の演技も今回素晴らしかった。

昨日は男子ショートプログラム

ハイレベル予想の今回。
ショートプログラム私の予想は

1 E.ライサチェック(USA) 88.12
2 E.プルシェンコ(RUS) 88.04
3 高橋大輔 (JPN) 87.83
4 S.ランビエ-ル(SUI) 87.61
5 B.ジュベ-ル(FRA) 87.08
6 P.チャン (CAN) 86.12
7 織田信成 (JPN) 85.95
8 J.アボット (USA) 85.04
9 T.ベルネル (CZE) 81.60 J.ウィア- (USA)

10 小塚崇彦 (JPN) 79.47

の予想でしたが…
更にハイレベルな闘いでした。




結果は

1 E.プルシェンコ(RUS) 90.85
4回転-3回転のコンビネーションもサラリと決め、王者の貫禄を見せつけた自信に溢れる演技のプルシェンコ。


2 E.ライサチェック(USA) 90.30
ショートプログラム1位の予想にしていたライサチェック。僅差で2位。
完璧なジャンプに強いステップ。相変わらず気持ち悪いくらい長い手足ですが、素晴らし演技。


3 高橋大輔 (JPN) 90.25
4回転ジャンプを跳ばずして自己ベスト、しかも初の90点超えとはあっぱれ。
それだけジャンプ・スピン・ステップ全て完璧に出せた証。ステップはレベル4に加点がつきましたね。完全復活を思わせ、気迫と情熱を感じた今季いちばん素晴らしいショートプログラム。


4 織田信成 (JPN) 84.85
緊張の中初のオリンピック。しかし、落ち着いた演技とジャンプでした。今季絶好調の3ルッツから3トウループのコンビネーションのセカンドジャンプは高さも素晴らしい。


5 S.ランビエ-ル(SUI) 84.63
さすがランビエール。素晴らしいスピンのテクニック、世界No.1ですね。スケートの美しさも本当に芸術的。表現力も群を抜いた美しい演技。
ジャンプ2つ分くらいスピンで得点出てました。

6 J.ウィア- (USA) 82.10
ジャンプでもほぼミスなく、相変わらず流れるようなしなやかさで、ウィアー独特の世界観をアピールしていました。さすがおネエさん。


7 P.チャン (CAN) 81.12
去年の世界選手権銀メダリスト。冒頭3アクセルがステッピンアウト、ステップシークエンスでの細かいミスしてしまいましたが、それでも地元の力ですね。80点超え。


8 小塚崇彦 (JPN) 79.59
3アクセルの回転不足はあったものの、力強いスケーティングとラストのロングスピンが観客のすごい喝采で8位と健闘。


9 J.アボット (USA) 69.40
ライサチェックの後のあの空気の中の演技。アクセル、ルッツと失敗に終わり、力を出しきれないままといった感じのアボット。
本来の力でフリー挑んでほしいです。

10 T.ベルネル (CZE) 65.32
現在の世界ランク1位のベルネル。4回転が2回転になり、3アクセルも転倒とまさかの展開。今季は本来の力をだせずじまいな試合が多いです。


まさかと言えば5位に予想していたジュベール
B.ジュベ-ル(FRA) 68.00
ミスターパワーフェクトのジュベールがまさかの転倒。ジャンプのミスから集中力を欠き、その後も取りこぼしで15位。

1位プルシェンコから3位高橋大輔まで1点以内の僅差〓

フリーの少しのミスや取りこぼしが全てを決める。
上位5人中誰がメダルをとるかわからない凄い展開です。

明日までヒヤヒヤだわ

明日はフリーの注目ポイントアップしますね。