
ネタバレはあんましたくないんでほどほどにしておきますが、
まず感想はというと、「50%はいいのに」です。
どういう意味かといいますと、最初の漂流に至るまでが長く、ちょっと
イラついてきたころにようやく漂流し始めます。これで20%は減りますかね。
それで漂流している間はとてもよく、トラの「リチャード・パーカー」とわかりあえるところも最高。これが50%の面白さです。
そこから島に流れ着いてしまい、10%減るかも。「もう、終わりなのか・・・」みたいな。
そこでのものは、「何を意味しているの?」と思ってしまう。
そしてなにより最後は、「まぁ、トラだからね・・・」という終わりです。20%減少かな~
実はこの物語、大人のパイが話す思い出話として語られているんです。
だから大人のパイが時々でてきます。
それで最後、島に流れついて人々に助けてもらったあと、
少年パイは信じてもらえぬトラの話ではなくて、「パーカーの話」をします。
少年の心にしかのこらない、もうひとつの話は誰にも明かされなかったのです。
そして最後の最後、別れの時トラが挨拶ひとつもせずに行ってしまったことについて、パイは
「結局僕はトラとは友達にはなれないんだ」と言っていましたが、実はトラはパイのことを思っていてくれたことがよくわかります。
そこは感動でした。
と、まぁこんなかんじです。でも、オススメですよ!
最後に製作について話させていただきましょう。
もちろんトラや、あの大波、動物、大クジラはCGです。
この写真をみてください。


一枚目の写真は、船の上で叫んでいる(雨降りながら)シーンです。
と、とても恥ずかしいですよねコレ・・・
だって、漂流してからずっと一人なんですよ!一人でぎゃーぎゃー言ってたら
恥ずかしいにきまっていますよね・・・・・
二枚目の写真は、トラとわかりあい、なでているシーン。
ぬいぐるみをなでていますね・・・
ぬいぐるみ相手に棒を振り回したり、叫んだり・・・
イヤ~役者さんって大変ですね・・・
ちなみにこれはCGの途中。

この作品を作るのにかなりのお金と日数がかかったことでしょうね。
ぜひ、見てみてください!!
