私が幼少期を過ごしたのは、ごく普通の日本の幼稚園と小学校。外国人の友達もいませんでした。

 

そんな私とかけ離れた環境(インターナショナルスクール)で学んでいる子供たち。

だから私は、「子供の学校のことは私は全く分からないし、そんな場所で毎日生活してるだけで偉い」というスタンスで日々過ごしています。

 

そのため、宿題に付き合っても「なんでこんなこと分からないの!」なんて思わないし(そもそも私も分からない)

疲れてダラダラして機嫌が悪くても、「外国で過ごして、英語でコミュニケーションするなんて疲れるよねえ」と普通に尊敬しています。

 

でも、私気づいたんです。

これが日本だったら、そうはいかなかったんじゃないかということ。

そして、

たとえ日本で子育てしていても、この感覚って大事なんじゃないかということ。

 

自分と同じく日本の学校で育っている といっても

30年近い時代の差もある、地域差もある、学校によっても先生によっても友達によっても、全く違う環境になる。

 

それなのに、なぜか「私ができたんだから」「私はやったんだから」「みんなこうなんだから」と

何故かその子供と向き合わずに、自分と比較したり他の子と比較したりしてしまう。

 

毎日その子なりに頑張って過ごして、学んで遊んで、それだけで十分すごいよ!誇らしいよ!

そんな気持ちで、接してあげることが、どこにいてもできるだろうか??

 

「ありのままを受け止める」よく言われる言葉かもしれませんが

私は「海外で子育てする」という体験を通して、学ぶことができました。

 

つい子供にきつくあたってしまう、そんな方に

少しでも気づきがありましたら、幸いです。