ユニバーサルデザインってなに?
ワークショップってなに?
というご質問があるでしょうか。
ユニバーサルデザインの考え方は、1980年代半ばにアメリカで提唱されました。
我が国では、障害者の利用に焦点をあてた「バリアフリー」の考え方が既に浸透しています。
ユニバーサルデザインは、バリアフリーから一歩進んで、より多くの方にとっての利用が簡単で容易になるように、社会環境や施設の設計、各種サービスの内容を見直していこうとする考え方です。
国土交通省が示した「ユニバーサルデザイン大綱(平成17年7月)」は、「様々な役割を担う主体や人々が、相互に連携し、積極的に取り組むことを期待する」と呼びかけています。
千葉モノレールでは、今回のワークショップを契機に、ユニバーサルデザインへの第一歩が始まります。
ユニバーサルデザインは、施設やサービスを提供する立場と、利用する皆様の立場の双方からの提案や合意に基づいて成立します。多くの皆様のご意見を頂戴してこそ、これからの千葉モノレールの姿が見えてきます。
・・・ので、今回の募集に多くの方のご応募をお待ちしております。
※ユニバーサルデザイン大綱はこちらをお読みください。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/01/010711/01.pdf
次に、ワークショップとは、です。
これは、問題解決やトレーニングの手法につけられた名称です。
講演会やシンポジウムなど「個人の学び」に重点が置かれる手法との対比でこの言葉が使われます。
参加者が自ら参加・体験し、グループの中で何かを検討しあったり、製作したりする活動のことです。
今回は、千葉モノレール駅の周辺、駅、車両などについて、新しい視点で観察していただきます。
日常的にご利用くださっている方も、また、今回初めてご乗車くださる方にも、案内役の学生諸君が「発見のヒント」を教えてくれることになっています。
1グループは5名程度。今回初めてご一緒していただく方同士が早く打ち解けられるような工夫も、学生諸君が準備してくれていると聞いています。
千葉モノレール ユニバーサルデザイン・ワークショップの
内容、応募方法などの詳細は、こちら をご覧ください。
http://www.chiba-monorail.co.jp/news/udw.html
皆様のご応募をお待ちしております。
